タレント・行政・民間が一体となり、コミュニティの力によって空き家問題解決に向けた新たなモデルケース
空き家所有者、地域、事業者、そして自治体を繋ぐクラウドサービスを運営する空き家活用株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:和田 貴充)が2023年10月6日に開催した、空家特措法改正直前での空き家問題や地方創生についてのカンファレンス「空活会議(アキカツ会議)2023」にて発表した、第1回空き家活用大賞に、シャンプーハット・てつじがプロデュースする京都・綾部市の物件アヤベダファミリアが選ばれたことをお知らせ致します。
業界内でも知れ渡るナニワのグルメ王と呼ばれるてつじ氏は、ラーメン屋のプロデュースや、「米から日本酒を造りたい」として、クラウドファンディングで自身の日本酒プロデュースや、みんなで米からお酒を造る参加者体験型のプロジェクトなどの取り組みを行っています。
てつじ氏は今回大賞となった京都・綾部市の物件を2020年9月に購入。クラウドファンディングなどを活用し、「みんなが気軽に集まれる場所」として、空き家を再構築。改築を進める様子を動画投稿サイ トなどで発信するなどの取り組みを行い、2021年5月には京都府綾部市初となる「あやべ地域交流大使」に委嘱されました。
このようなに空き家の再利用をコミュニティ活性化のために活用し、地域一体となって空き家の問題を解決するための取り組みが、新しいモデルケースとして高く評価され、第1回空き家活用大賞を受賞する運びとなりました。
また、授賞式の後には、【空き家が動くと、松が動く】空き家が生む、地域への波及効果の作り方、実践録と題して、アヤベダファミリアがある京都府綾部市の定住交流部 部長 朝子直樹氏を交えた記念鼎談も行われました。
本アワードは、本年を皮切りに、来年度以降も実施します。全国の空き家利活用事例を集め、空き家流通の促進の活性化に繋げていきたいと考えております。
■シャンプーハット・てつじ氏のコメント
僕は、空き家を問題というよりも、可能性が広がる場所として捉えています。和田さんと偶然出会い、この考えを伝えたところ、積極的な協力を得ることができました。一人で解決するのではなく、地域の人々と協力し合いながら可能性を見つけていくという活動を続けていたら、その姿勢を評価頂き、結果的に第一回空き家大賞を受賞することとなりました。空き家活用会議の参加者は、空き家問題の解決について真剣に取り組んでいると思いますが、問題を解決するという視点ではなく、楽しみや可能性を見つけるという捉え方でアプローチしていくことも価値があるのではないかと思います。
■空き家活用株式会社・和田貴充のコメント
空き家には多くの活用方法があり、空き家を通じて楽しい場所を提供することができると考えています。今年から、そのような活用を行っている方に空き家大賞を送り、彼らの取り組みを世に知って頂くことで、様々な方々ににも同じように可能性を感じてもらいたいと考えています。
今回、大賞に選ばれた『アヤベダファミリア』は、自分だけで利用するのではなく、最初からサードプレイスを目指し、地域の方々や自治体を巻き込みながら、都会から綾部に人々を呼び寄せ、この場所から出会いや新たなきっかけを提供し、それらを発信している点について高く評価し、賞を送らせていただきました。
■ 空き家の専門家、空き家活用株式会社代表・和田貴充について
空き家活用株式会社代表・和田貴充
空き家活用株式会社代表・和田貴充1976年 大阪府生まれ20歳で父の事業を継承し、24歳で廃業。その後、不動産業界に飛び込み、建築、不動産に関わるあらゆる業務を経験した後、2010年に独立。『日本の空き家問題を解決したい』を背景に、2014年に空き家活用株式会社を設立。2017年1月より、自分達で調査員を派遣し空き家の実態調査を開始。2018年8月には第三者割当増資で6210万円を調達し空き家活用データシステム「AKIDAS(アキダス)」をリリース。2019年1月には本社を東京に移転。空き家所有者の課題に寄り添い、地域住人、事業者、そして自治体の方々を繋ぐ新しい取り組みとなる、空き家マッチングプラットフォーム「空き家活用ナビ」を構築。2021年11月より東京都世田谷区との協業により「せたがや空き家活用ナビ」をスタート、2022年6月には、全国の自治体向けに、空き家物件のクラウド管理から利活用斡旋までをパッケージした空き家対策サービス「アキカツ自治体サポート」(
https://navi.aki-katsu.co.jp/municipalitysupport)の提供を開始した。
受賞歴(一部):
2017年9月/平成29年度「国土交通省地域の空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業者」に選定
2018年6月/平成30年度「国土交通省地域の空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業者」に選定
2018年11月/SDGsビジネスコンテストにて「優秀賞」を受賞
2019年2月/日本最大級のピッチイベント「未来2019」で、シェアリングサービス賞およびグッドパフォーマンス賞を受賞。
2019年3月/西武ホールディングスが主催するアクセレレータープログラム「Swing」の事業検討企業に選出
2019年7月/住吉区、空き家対策に協力する民間事業者を募集、第一号に空き家活用(株)のモデルが採用
2020年1月/内閣府オープンイノベーションチャレンジにて茨城県つくば市への提案が採択される
2020年9月/東京都「民間空き家対策東京モデル支援事業」に空き家活用(株)が提案した「リモートセンシングを活用した空き家調査の効率化に向けた先進事業」が採択される
2021年2月/宮崎県延岡市と「空き家活用モデル事業」に関する連携協定を締結
2021年4月/埼玉県・寄居町と「空き家活用モデル事業」に関する連携協定を締結
2021年10月/SDGs研究所主催第2回SDGsビジネスアワードで「SDGsソーシャルビジネス大賞」を受賞
2021年10月/大阪府泉南郡岬町と「空き家活用モデル事業」に関する連携協定を締結
2021年10月/茨城県常総市と「空き家活用モデル事業」に関する連携協定を締結
2021年10月/東京都世田谷区と「空き家活用マッチングシステム」に関する協定を締結
2021年11月/東京都世田谷区との協業によるマッチングプラットフォーム「せたがや空き家活用ナビ」がスタート
https://setagaya.akikatsu-match.com/2022年4月/延岡・空き家利活用プロジェクト「HYPHENATION in NOBEOKA」にて事業者公募開始
https://seminar.aki-katsu.co.jp/hyphenation_in_nobeoka2022年6月/「Smart City Osaka Pitch 2022」(大阪スマートシティパートナーズフォーラム)にて優秀賞を受賞
2022年7月/北海道・栗山町と「地域活性化起業人制度」に関する連携協定を締結
2022年11月/大阪市生野区役所と空き家活用株式会社との区内の空家等対策に関する事業連携協定を締結
2023年4月/長野県・根羽村と空き家活用株式会社との村内の空き家等対策に関する事業連携協定を締結
▪️空き家活用株式会社概要
・名称 :空き家活用株式会社
・代表取締役社長:和田貴充
・本社所在地 :東京都港区北青山三丁目3番13号 共和五番館2F
・設立 :2014年8月
・資本金:1千万円(2023/2/27時点)
・従業員数:12名(+役員6名)
・事業内容 :空き家の市場への再流通システムの構築、空き家所有者と空き家利用者を繋ぐポータルシステムの構築、運用、空き家に対する新しい利活用モデルの開発、提案
・コーポレートサイト:
https://aki-katsu.co.jp/・サービスサイト:
空き家活用データシステム「AKIDAS(アキダス)」:
https://aki-katsu.co.jp/about-akidas/アキカツマガジン:
https://aki-katsu.co.jp/magazine/空き家活用YouTube公式「ええやん 空き家やん ちゃんねる」(登録者数4.4万人)/9月現在:
https://www.youtube.com/c/akiyayan空き家活用公式LINE:
https://lin.ee/vEpG93U「アキカツ自治体サポート」:
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