大阪府住宅供給公社・大阪府国際交流財団・阪栄(株)が共催団地で各国の料理に舌鼓！国を超えて理解し合う多文化交流イベント

大阪府住宅供給公社

2023年11月15日　19時48分

～12月3日（日）10時より招提団地(枚方市)にて開催～

　大阪府内において公社賃貸住宅SMALIO（スマリオ）を提供する大阪府住宅供給公社（本社：大阪市中央区、理事長：山本讓、「以下、公社」）は、2023年12月3日(日)に公益財団法人大阪府国際交流財団（大阪市中央区、「以下、OFIX」）、阪栄株式会社（枚方市、「以下、阪栄」）と連携し、招提・B・C団地(枚方市、「以下、招提団地」)において、多国籍化する入居者同士の相互理解や多文化交流を支援するイベントを開催します。

■団地内の多文化交流を支援する公社・OFIX・阪栄のコラボイベント

　公社は、約21,000戸のスマリオの団地を管理する中で、外国人入居者への様々な支援を行っています。その一環として、管理戸数全体（370戸）の約1割が外国人入居者の招提団地にて、多文化交流イベントを開催します。本イベントでは、府内在住の外国人支援や多文化共生の社会づくり等に取り組むOFIX及び招提団地に暮らす多くの外国人を技能実習生として雇用している阪栄と連携し、各国料理の食べ比べやクイズを通して互いの文化を学び合うプログラムを実施します。異なる文化の相互理解が育まれる場を作ることで、顔見知りを増やし、国籍を問わない入居者同士のコミュニティ活性化のきっかけとなるイベントをめざします。

■イベント開催の背景～公社における外国人入居者支援～
　日本で暮らす外国人は年々増えており、国籍を問わず理解し合う共生社会が求められています。スマリオの団地でも、外国人入居者は、2017年度末の約500名から2022年度末には約900名と5年で2倍近くに増えています。こうした中で、公社は、大阪の国際化と府民の国際交流促進に取り組むOFIXとの連携協定の締結及び電話上で通訳が受けられる三者通話電話（トリオフォン）の活用、多言語に対応した入居者向け説明動画の配信、外国人相談会の開催等、様々な支援を実施しています。

　しかし、言葉の壁や生活文化の違い等から、住民間のコミュニケーションには未だ課題があります。また、2022年度に法務省が日本で暮らす外国人約5,000名の回答を集めた調査(※)では、社会参加をしたいと考える人が35%を占め、共生社会をめざす有効な取り組みとして、44.7%が異文化の体験イベントと回答しました。
これらの状況を踏まえ、公社は、今後も国籍を問わずに理解・協力しあえるコミュニティ作りを支援してまいります。
(※)令和４年度在留外国人に対する基礎調査結果概要資料
https://www.moj.go.jp/isa/policies/coexistence/04_00017.html

■共催企画イベント　開催概要
【日時】2023年12月3日（日）10時～12時
【場所】招提団地内集会所（枚方市招提南町３丁目１７番）
【アクセス】「招提南町」バス停まで徒歩約7~９分、京阪本線「枚方市」駅までバス約20分
【当日のイベント内容】※参加費無料　※入居者以外の一般の方はご参加いただけません。
　〇日本・中国・ベトナムの料理試食会
　　各国の料理について紹介し、みんなで一緒に食べながら、交流を図ります。
　〇生活オリエンテーションクイズ
　　日本の文化や、日本での生活について楽しく学べるクイズ大会を行います。

■招提・B・C団地の概要
所在地　　　︓枚方市招提南町３丁目１７番、枚方市招提東町１丁目４０番
交通　　　　︓「招提南町」バス停まで徒歩約7~9分、京阪本線「枚方市」駅までバス約20分
総戸数　　　︓370戸(招提・B・C団地合計)
住戸専有面積︓45 .84m² ～ 51 .19m²
構造　　　　︓鉄筋コンクリート造 5階建
管理開始　　：1973年8月/1973年11月/1977年7月