日時:2023年12月2日(土)~3日(日)/会場:新宿区下落合
日鉄興和不動産株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三輪 正浩、以下「当社」)は、株式会社都市テクノ(本社:東京都港区、代表:島村 智之)、東京大学 生産技術研究所「建築物の総合的保存保全に関する研究グループ」、武蔵野美術大学 ソーシャルクリエイティブ研究所と共同し、東京都新宿区下落合1丁目10-7(旧落合ホームズ等)にて、「つなぐ」をテーマにしたイベント「落合ホームズ解体祭~見える、過去と未来~」を2023年12月2日(土)~3日(日)に開催いたします。
当社は、総合デベロッパーとして持続可能な社会・都市を実現していくことを使命と考え、環境性能向上や省エネルギー・省資源化による環境負荷の低減に加え、自然と環境に配慮した都市の創造に取り組んでおります。また、持続可能な都市の実現には、地域をつなぐ対話と交流を通じたコミュニティ形成が必要と考え、これまでも多様なステークホルダーとの協業を実践してきました。
旧落合ホームズは、1979年竣工、総戸数114戸、鉄筋コンクリート造地上10階建ての分譲マンションで、2023年12月4日に解体工事着手を予定しています。当社は、旧落合ホームズを含めたエリアで新たなマンションの建設を予定しており、当社が目指す持続可能な社会・都市の実現に向け、自然と環境に配慮した建築計画および地域住民の方々とのコミュニティ形成が重要と考え、「解体祭」を企画しました。今般終わりであり始まりである建物解体のタイミングで、持続可能な街づくり(サステナブル・シティ)への提案となるよう、「過去と未来」「まちと人」を「つなぐ」機会を創出いたします。
「落合ホームズ解体祭~見える、過去と未来~」概要
開催日:2023年12月2日(土)~3日(日)
時間 :11:00~16:00(最終受付15:30)
会場 :東京都新宿区下落合1丁目10-7
(旧落合ホームズ)
参加費:無料
主催 :日鉄興和不動産、都市テクノ
協力 :東京大学 生産技術研究所「建築物の総合的保存保全に関する研究グループ」(林・腰原・酒井研究室)
武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所「空き地・空き家・空きまちの再生プロジェクト」
解体祭では、地域の方々の協力の元さまざまな企画を実施し、「まちと人」をテーマに地域の魅力を発信します。また、新築されるマンション計画においては、解体するマンションから出るコンクリートの再利用展示や既存樹の再利用をはじめ、「過去と未来」をテーマとしたサステナブルな取り組みも予定しています。さらに、人とマンションのあらゆるシーンを見つめ研究する当社シンクタンク「リビオライフデザイン総研」とともに、参加型イベント「まちの未来を考える会議」で地域の方と一緒に街の未来を考えるイベントを実施予定です。
当社は本イベントを機に、より永く愛される街づくりを目指し、地域の持続性と未来に貢献する都市計画を進めてまいります。
■まちと人を「つなぐ」イベント
・「壁面ペイント体験」(協力:bums_tokyo、武蔵野美術大学 ソーシャルクリエイティブ研究所)
武蔵野美術大学生と共に、ウォールアートを実施。建物自体をキャンバスに見立て、壁や床、天井などに、過去への感謝の気持ちを込めて自由に絵を描く参加型アートイベント。落合でアパレルとギャラリーを運営する「bums tokyo」とのコラボレーション企画です。
・「青空マルシェ」(協力:伊良コーラ、染め里おちあい、Sunnydays cafe、アルテリアベーカリー)
下落合に工房を構えるクラフトコーラ専門メーカー「伊良コーラ」の出店や、下落合で人気のメロンパン店など、飲食店のキッチンカーが出店。暮らしに役立つ食支援サポーター講座や、「染めのまち」と呼ばれた落合で伝統を受け継ぐ体験として「くるみボタン染め物ワークショップ」などを実施いたします。
・「再生コンクリートの展示」(協力:東京大学 生産技術研究所「建築物の総合的保存保全に関する研究グループ」、武蔵野美術大学 ソーシャルクリエイティブ研究所)
解体の廃材が新たなコンクリートになるまでの「再生工程」に触れる技術の展示を行います。解体された“がれき類”を、今後どのように生かしていくのか、未来に向けた長期的な挑戦の第一歩として、「東京大学生産技術研究所 建築物の総合的保存保全に関する研究グループ」、「武蔵野美術大学 ソーシャルクリエイティブ研究所」協力の元実施いたします。
・「まちの学び舎 ねづくりや」(協力:武蔵野美術大学 ソーシャルクリエイティブ研究所、都市テクノ)
ねづくりやは、文京区根津の街で「根っこ」を学ぶ、人と人のつながりを築くよろず屋としてオープン。朝昼晩、時間帯に合わせたおいしいご飯とカフェメニューで、ゆったりとしたひと時を過ごすことができます。
また、日本各地から厳選した食品や雑貨の販売、ギャラリースペースの運営、トークショーやワークショップなど、地域のつながりを大切にしたイベントも日々行っており、当日はキッチンカーで栄養バランスを考えたお弁当を販売いたします。
・「サッカーボウリング/ストリートサッカー」(協力:クリアソン新宿)
新宿区に本拠地を構えるクリアソン新宿による、サッカーを身近に感じられる“サッカー”と“ボウリング”を組み合わせた「サッカーボウリング」と、専用フィールドで楽しむ「ストリートサッカー」を体験いただけます。
・「読み聞かせ」(協力:新宿区立下落合図書館)
下落合図書館による、図書館で不要になった200冊以上の本を配布する「古本市」を開催いたします。同時に、本のフィルムコーティング体験会や、ペッパー君の読み聞かせ会をご用意おりますので、小さなお子様も楽しんでご参加いただけます。(※本のフィルムコーティング体験、読み聞かせ会は予約制のため、下落合図書館へのお電話又は、図書館カウンターへご予約をお願いいたします。)
・「起震車体験」(協力:東京消防庁新宿消防署)
地震を擬似体験することができる「振動装置」を搭載した自動車「起震車」への乗車体験を実施します。実際に地震が起きた際に冷静な対処ができるよう、今後の「暮らし」の備えとなる体験です。
・「日鉄興和不動産としてのコンテンツ提供」(リビオライフデザイン総研)
岩手県釜石市の間伐材を使ったバッジづくりや「まちの未来を考える会議」で、お子様連れのご家族も楽しんでいただきながらまちの未来を考える体験型イベントを実施いたします。
■本計画の過去と未来を「つなぐ」取り組み
・再生コンクリートの新築建物への利用(協力:東京大学 生産技術研究所「建築物の総合的保存保全に関する研究グループ」、武蔵野美術大学 ソーシャルクリエイティブ研究所)
解体するマンションで出たコンクリートガラを新築建物で再利用する予定です。用途については家具やオブジェ・外装の下地材などを検討しており、既存建物と新築建物をつなぐサステナブルな開発を推進いたします。(写真はイメージです。)
・現地既存樹の利用
緑の循環プロジェクト
現地の既存樹であるモチノキ、イロハモミジを移設し新築時に植え替えを行う、既存樹を活かした庭づくりを計画しています。既存樹木の再利用はサステナブルな社会に貢献する有効な手段と考えており、地域に自生してきた樹木を保存することで景観の維持、街並みとの調和を目指しています。
本プロジェクトでは上記に限らず解体期間中や新築計画においても、本祭をきっかけとして自然と環境に配慮した計画および地域住民の方々とのコミュニティ形成を図る企画を実施する予定です。
■「落合ホームズ解体祭~見える、過去と未来~」
会場 :東京都新宿区下落合1丁目10-7
(旧落合ホームズ)
アクセス:西武新宿線「下落合」駅 徒歩4分、
JR山手線 「高田馬場」駅 徒歩7分
■リビオライフデザイン総研
・設立 :2021年7月12日
・活動内容:ライフデザインの発想で、人生を豊かにするマンションについて、人とマンションのあらゆるシーンを見つめ研究する社内シンクタンクです。シングルライフに特化し調査研究を行う「+ONE LIFE LAB」、最新の技術やテクノロジーを他企業と共創する「Co-Creation BASE」、マンションを買う前、買う時に自分らしく購入検討ができるよう提案を行う「新しい買い方創造プロジェクト」、ニーズに応え、あたらしい暮らしの提案を行う「新しいくらし!創造プロジェクト」から構成されています。
・運営 :日鉄興和不動産株式会社
・URL :
https://sumai.nskre.co.jp/lab●共催会社概要
株式会社都市テクノ
所在地 :東京都港区芝2丁目5-6 5階
代表者 :代表取締役 島村 智之
設立 :2009年9月
事業内容:総合解体事業、測量・調査事業、不動産マネジメント事業、都市再生企画・運営、産学共同事業
コーポレートサイト:
https://www.toshitechno.co.jp/企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ