帰省の頻度に関する意識調査
株式会社AlbaLink(本社:東京都江東区、代表取締役:河田 憲二)は、実家から離れて暮らしている500人を対象に「帰省の頻度に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキングにしました。
詳細は「高く売る不動産」にて公開。(
https://wakeari-hikaku.com/48467/ )
あなたは頻繁に帰省していますか?
「年2回実家に帰っているから十分」と思う人もいれば、「月1回は帰っている」という人まで、帰省の頻度はさまざまでしょう。
今回、株式会社AlbaLink(
https://albalink.co.jp/ )が運営する高く売る不動産(
https://wakeari-hikaku.com/ )は、実家から離れて暮らしている500人を対象に「帰省の頻度」についてアンケート調査を実施しました。
調査概要
調査対象:実家から離れて暮らしている方
調査期間:2023年11月16日~17日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性367人/男性133人)
回答者の年代:20代 19.0%/30代 42.6%/40代 25.4%/50代 10.4%/60代以上 2.6%
調査結果サマリー
・実家に帰る頻度は年1回・年2回が36.8%を占める
・実家に帰るタイミングは「年末年始」が5割
・実家に積極的に帰りたいと思う人は64.4%
・実家に帰りたい理由1位は「家族に会いたい・話したい」
・実家に帰りたくない理由1位は「実家が遠い」
実家に帰る頻度は「年1回」「年2回」が合わせて36.8%
実家から離れて暮らしている500人に帰省の頻度を聞いたところ、最も多かったのは「年2回(18.6%)」、次ぐ2位は「年1回(18.2)」でした。
年1~2回という人が合わせて36.8%にのぼりました。一方で、月1回以上帰っている人も約3割。
実家が遠いと時間的・金銭的な制限があり頻繁には帰省できないため、実家と現在の住まいとの距離が帰省頻度に大きく影響するでしょう。また、実家との折り合いが悪い場合は、必然的に頻度は減ってしまいそうですね。
実家に帰るタイミングは「年末年始」が5割
「実家に帰る(帰省する)タイミング」を聞いたところ、5割以上が「年末年始(50.6%)」と回答。2位の「夏休み・お盆期間(41.6%)」も4割を超えました。
「お盆と年末くらいは帰省したほうがいいかな」という感覚をもっている方が多いのではないでしょうか。
また、ゴールデンウイークや週末など、連続休暇が取れるときに実家に帰っている人も多くなりました。実家が好きで積極的に帰省したい人は、「連休ができたら帰る」という意識があるかもしれません。
実家に積極的に帰りたいと思う人は64.4%
「実家に積極的に帰りたい(帰省したい)と思うか」という問いには、「思う」と回答した人が64.4%にのぼりました。
実際はあまり帰省できていなくても、「もっと帰省の機会を増やしたい」と思っている人も多いようです。
実家に帰りたい理由1位は「家族に会いたい・話したい」
「積極的に帰省したい」と答えた322人に、実家に帰りたい理由を聞きました。
その結果、1位は「家族に会いたい・話したい(97人)」、僅差の2位は「家族が心配(81人)」でした。3位「子どもに会わせたい(53人)」、4位「気分転換したい(45人)」、5位「後悔したくない(30人)」と続きます。
実家や家族が好きだという人が多数。実家の居心地がいい、会いたい家族がいる、という人なら帰省が楽しみになるでしょう。
なお家族と話すのも、親や祖父母に自分の子どもを会わせるのも、親の手料理を食べるのも、親が元気なうちしかできません。そのため「親・祖父母が元気なうちに」「親・祖父母が弱ってから後悔しないように」という気持ちで帰省している人もいました。
<1位 家族に会いたい・話したい>
・家族とは仲良しなので、いろいろ話したいことがあります(20代 女性)
・家族とペットに会いたいから(30代 女性)
・20代中盤くらいまで親と仲が悪く、学生時代もほとんど話さなかったのですが、大人になるにつれて仲良くなりました。昔仲良くできなかった反動か、今は会うのが楽しみです(40代 男性)
家族と仲が良い場合、離れて暮らしていると「親の顔を見たい」「兄弟と話したい」と感じる人も多いようです。毎日顔を合わせているとあまり話すことがなくても、離れると不思議と話したくなることもありそうですね。
家族の一員であるペットに会いたいという人も目立ちました。
<2位 家族が心配>
・実家の近くに住んでいる祖父と、入院中の祖母が気がかりだから(20代 女性)
・親の体調が心配だから(30代 男性)
・親が高齢で心配になってきたので(50代 男性)
親や祖父母が高齢になると、体調面でも心配が増えてきますよね。電話などでも様子を聞くことはできますが、直接様子を見たいと思って帰省している人も多くなりました。
<3位 子どもに会わせたい>
・親や兄弟たちを自分の子どもに会わせたいから(20代 女性)
・両親から「娘に会いたい」とよく言われるためです。娘も両親のところに行くのを楽しみにしています(30代 男性)
・孫の姿を親に見せたい(40代 女性)
「自分の親に子ども(親から見ると孫)を会わせたい」という声が多くなりました。親は孫に会うと「可愛い」「大きくなったね」と喜ぶでしょうし、子どもたちも可愛がってくれる祖父母に会うのは嬉しいでしょう。
<4位 気分転換したい>
・ご飯をおまかせしてゆっくりできるし、子どもも犬と遊べて楽しそうなので(30代 女性)
・落ち着くから(40代 男性)
・自分の実家が落ち着くし、ゆっくりできる(50代 女性)
実家に帰って、幼いころから慣れ親しんだ景色や匂いにほっとする人は多いでしょう。両親が健在なら、家事をお任せしてゆっくりすることもできます。
子育てや家事などの日常生活に疲れたときに帰省したくなる人も多いようです。
<5位 後悔したくない>
・祖父母が高齢なので「あと何回会えるか」と考えると、帰れるときには帰って会っておきたいと思う(20代 男性)
・「生きているうちに会えるのは、あと何回だろう」と考えるようになった(30代 女性)
・親がいつまで元気でいるかわからないからです(40代 女性)
親や祖父母がいつまで元気でいてくれるかわからないという危機感のような気持ちがあり、「帰省できるときにしておきたい」という人も。義母や友人の親など身近な人が亡くなったことをきっかけに、両親がいつまでも元気とは限らないと感じる人もいるのではないでしょうか。
両親や祖父母が病気になったり亡くなったりしたときに、「元気なうちに、もっと会いに来ておけばよかった」と後悔するのは切ないですよね。
<6位 親孝行として>
・帰ったら帰ったで親は喜んでくれるし、親孝行した気分になれるからです(30代 女性)
・ひとりっ子で両親にとっては私が唯一の子どもなので、可能な限り親孝行したい(30代 女性)
・あまり頻繁には帰れないものの、帰省によって親への気遣いを示したい(40代 男性)
「自分や子どもの顔を見せるのが親孝行」「たまには身の回りの世話をしてあげたい」と考えている人も多いのではないでしょうか。帰省するだけで親が嬉しそうにしてくれるなら、子どもとしても良いことをした気分になれますね。
<7位 実家の食事が恋しい>
・母親の料理が食べたいから(20代 女性)
・国外に住んでいるので、実家に帰って親の手料理を食べたい(30代 女性)
・実家でしか食べられない食材があるから(40代 男性)
「地元ならではの食材がある」という人もいましたが、多かったのは「親の手料理が恋しくなる」という回答でした。親も「実家の料理がおいしいから帰省したくなる」と言われたら、嬉しいですよね。
実家に帰りたくない理由1位は「実家が遠い」
「積極的には帰省したいと思わない」と答えた178人に聞いた「帰りたくない理由」の1位は「実家が遠い(36人)」でした。帰りたい気持ちはあるのかもしれませんが、「遠い」という理由で足が遠のいている人も多いとわかります。
僅差の2位は「家族とそりが合わない(35人)」。実家が安らげる場所ではないなら、「お金や時間をかけてまで帰りたくない」という気持ちも強まるでしょう。
<1位 実家が遠い>
・住んでいる場所が東京で実家が九州なので、移動に時間もお金もかかりかなり大変だから(30代 女性)
・「親兄弟や親戚に会いたい」とは思うが、遠くて交通の便も悪いので、時間とお金がかなり必要で面倒(40代 女性)
・車で帰省するのは疲れるし、新幹線利用だと費用がかかるから(60代以上 男性)
実家が遠いと、帰省にはお金も時間もかかります。そのため、帰省したい気持ちはありつつも、「行くとなると面倒」と感じてしまう人も多くなりました。
<2位 家族とそりが合わない>
・両親があまり好きではないから(20代 女性)
・父とあまり仲が良くないため(30代 男性)
・親とは高校卒業から疎遠で、もはや話も性格もまったく合わない。お互いのために、距離をとってたまにメッセージをやりとりするくらいがちょうどいい(40代 女性)
「親や兄弟のことが嫌い」とまでは感じなくても、価値観が合わず、話しているだけで疲れてしまう人もいます。また、そもそも家族と不仲で実家を出た人の場合、帰省したいとはあまり思えないでしょう。
<3位 実家でやることがない>
・自分のものが残っているわけではなく、家で過ごす時間にすることがなくて手持ち無沙汰になるため(30代 女性)
・実家に帰っても田舎で出かけるところがなく、実家近くに残っている友人もいなくて退屈。パソコンやネット環境もないので、テレビを見るかスマホをいじるかくらいしかやることがない(40代 男性)
「田舎なので遊べる場所がない」「地元の友人も残っていない」などの理由で、帰省しても退屈になってしまう人も。自分の部屋や物も残っていないなら、「帰省したときに片付けする」といった時間の使い方もできません。
ゆったりした時間を楽しむつもりで帰省する人以外は、手持ち無沙汰になってしまうようです。
<4位 疲れる・気を遣う>
・帰るとおもてなしされ、申し訳ないという気持ちが強くなる(20代 女性)
・子どもたちがうるさく、物を壊さないか不安だから(30代 女性)
・生活リズムもろもろが親世代と合わない。帰省すると親世代が高齢になっていることもあり、いろいろと気を遣ってかえって疲れてしまう(40代 女性)
実家に帰っても家族に遠慮してしまい、のんびりできない人もいるようです。「自分の部屋がもうない」「実家が親から兄弟に引き継がれている」などの場合には、実家に居場所がなくますます遠慮してしまいそうですね。
家族が高齢だったり体調が悪かったりする場合には、帰省した人が世話役に回ってしまい、忙しくなることもあります。
<5位 ひとりが楽>
・ひとりで過ごすのが好きだから(20代 女性)
・ひとり暮らしに慣れすぎた(40代 男性)
実家を出てひとり暮らしに慣れ、「実家よりひとりのほうが楽」と感じる人もいます。家族をもっている場合も、自分がつくったルールで過ごせる我が家のほうが楽と感じることもあるでしょう。
ひとりのほうが楽なら「実家に帰るのは年1~2回で十分」と感じやすそうです。
まとめ
アンケートの結果、一般的な帰省の頻度は年1~2回で、夏休み・お盆休みと年末年始に帰省する人が多いとわかりました。連休がとれる時期なら、実家が遠くても帰省しやすいですね。
また、積極的に帰省したいと考えている人からは、「いつまで親が元気かわからない」「元気なうちに思い出をつくっておきたい」という意見が寄せられました。親や祖父母が高齢になってくると、室内での転倒などのちょっとしたきっかけで、急激に心身が弱ってしまうこともあります。
家族が大切だけど「実家が遠い」といった理由で足が遠のいている方は、機会を見つけて帰省してみてはいかがでしょうか。関係がこじれていない限り、親は子どもや孫の帰省を喜んでくれるはずです。
また「大人になってから親との関係が改善し、話すのが楽しくなった」という人も。悩み事があるときに実家を頼ってみたら、ふっと心が楽になるかもしれません。
※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
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会社概要
会社名:株式会社AlbaLink
代表者:代表取締役 河田 憲二
所在地:〒135-0047 東京都江東区富岡2-11-18 リードシー門前仲町ビル6F
設立:平成23年(2011年) 1月
資本金:2,400万円
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