~ わずか20秒で宅地開発における区画割の作成と概算工事費を算出できるAIアプリの開発支援を通じて、建設業界のDX推進に貢献 ~
株式会社AVILEN(本社:東京都中央区、代表取締役 CEO:高橋 光太郎、以下「AVILEN」)は、株式会社 fantasista(本社:東京都港区、代表取締役社長:田野 大地、以下「fantasista」)の不動産DX事業におけるAIアプリケーション「造成くんベータ版」の開発を支援いたしました。
「造成くん」の概要
造成くんは、入力された土地情報に基づき、AIが区画割と造成費用を予測するアプリケーションです。従来、外部の専門業者に発注することが多かった「最適な区画割り」「造成に伴う土量」「造成工事費の概算」の算出が可能で、戸建建設販売業者や造成工事業者にとって下記のようなメリットを生み出します。
・戸建建設販売業者:概算事業予算を作成の上、用地購入の迅速な意思決定が可能に
・造成工事業者:スピーディーに土量計算と工事費の概算見積もりを算出できる
※出典:fantasista プレスリリース AIアプリ「造成くん」のベータ版リリース開始お知らせ より
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000093934.html背景・課題
建設業界では2024年4月から建設業界に適用される時間外労働の上限規制を背景に、DX等による労働の効率化が求められています。(建設業界の2024年問題)
fantasistaは不動産DX事業において、AIを活用して建設業の一部業務を代替・省力化し、建設業界の2024年問題の解消に寄与する新サービスを発案。フルスクラッチ開発を伴う新サービスの立ち上げに際し、AI・ITの技術的な知見および実装能力を有するパートナーを探していました。
支援内容と成果
fantasistaの不動産DX事業チームに対し、AVILENのAIソリューションチーム(コンサルタント、データサイエンティスト、ソフトウェアエンジニア)は下記の支援を行いました。
1.開発プロジェクトマネジメント代行
・サービスのMVP構築に必要な機能要件の定義および仕様設計
・リリースロードマップの策定支援とWBS設計・管理
2.AIアルゴリズムの開発
・自動区画割り機能のAI設計・実装
・造成概算の自動見積もり機能のAI設計・実装
3.Webアプリケーションの開発
・エンドユーザーおよびシステム管理者用のUI/UXデザイン
・バックエンド/フロントエンドのプログラム設計・実装
上記の多面的な開発支援を通じて、20秒で区画割・概算工事費を算出できる「造成くんベータ版」の開発に成功しました。
「造成くん有償版」のリリースに向けて、AVILENはAIアルゴリズムの予測精度向上および検証をはじめとするアプリケーション改善に取り組み、fantasistaの不動産DX事業の推進を引き続き支援して参ります。
「AIソリューション開発」の概要・特徴
AIソリューション開発は、ビジネスの変革を支援するAIソフトウェア開発サービスです。課題特定から、PoC開発、システムへの組み込み、運用・改善まで、ビジネスとテクノロジーに精通したソリューションチームが一気通貫で伴走支援。AI活用による業務プロセスの代替、分析・予測の高精度化を実現します
ご相談・お見積り
AIソリューション開発サービスページ
https://avilen.co.jp/dev/solution/株式会社AVILENについて
社名 :株式会社AVILEN(アヴィレン)
代表者 :代表取締役社長 高橋光太郎
ホームページ:
https://avilen.co.jp/所在地 :東京都中央区日本橋馬喰町2-3-3 秋葉原ファーストスクエア9階
設立日 :2018年8月15日
事業内容 :
AVILENは「最新のテクノロジーを、多くの人へ」をビジョンに掲げ、上場企業を中心に660社以上の企業(2023年9月末時点)に対し、AI搭載のソフトウェア開発とビルドアップパッケージ(デジタル組織の構築支援)を主軸としたAIソリューションを提供。企業のAIトランスフォーメーション戦略の策定から、テクノロジー活用アビリティの向上、AIの導入まで一気通貫で支援しています。
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