初!ウッドデザイン賞受賞作品展示会 ~木のあるライフスタイルの提案~ 『暮らしを彩る木のデザイン展~ウッドデザイン・ショーケース2024~』

一般社団法人日本ウッドデザイン協会

2024年2月1日 17時18分

「フォレストゲート代官山」にて開催決定!【会期】 2024年2月17日(土)~2月25日(日)の9日間【会場】TENOHA Daikanyama(フォレストゲート代官山内)CIRTY SPACE

一般社団法人日本ウッドデザイン協会(所在地:東京都港区、会長 隈研吾)は、2月17日(土)から2月25日(日)
の9日間、昨年10月にオープンした複合施設「フォレストゲート代官山」内にあるTENOHA棟のスペースにおいて、ウッドデザイン賞受賞作品を展示いたします。
エシカル消費に対する感度が高いエリアで、「木のある快適なライフスタイル」「木材利用によるサーキュラーエコノミー」など、特徴的で話題性があり、デザインに優れた木の製品を展示します。

展示される製品はすべて、木を使って社会課題を解決する優れた木材利用のデザインを顕彰する賞「ウッドデザイン賞」の受賞作品です。弊協会企画による民間施設での単独展示イベントとしては、今回が初の試みとなります。




     「フォレストゲート代官山」ウッドデザイン賞受賞作品展示イベント 概要
      ■場 所  TENOHA Daikanyama(フォレストゲート代官山内)CIRTY SPACE
      ■期 間  2024年2月17日(土)~2月25日(日) 10:00~19:00
      ■展 示  木を使ったデザインや機能に優れ、ストーリー性を持つ製品 (25点)
      ■主 体  主催 :一般社団法人 日本ウッドデザイン協会
            協賛 :株式会社 竹中工務店
            後援 :林野庁


❒「暮らしを彩る木のデザイン展~ウッドデザイン・ショーケース2024」企画の背景
いま、木という素材が注目されています。柔らかい、温かみがある、香りがよい、など木の特性は広く知られているところですが、「木を使う」ことには、さらに大きな意味があります。

日本は実は国土の約7割を森林が占める、世界有数の「森林大国」です。木は二酸化炭素を吸収し、炭素という形で樹木内に固定してくれる、「環境にやさしい素材」でもあります。
戦後に植えられた杉やヒノキなどのいわゆる「人工林」が大きく育ち、高齢化が進んでいます。木は高齢化すると二酸化炭素の吸収量が減ってしまうほか、手をいれない森林は土壌がやせてしまい、自然災害などを引き起こす可能性があります。豊かな水源は豊かな森林がその源であることも、忘れてはいけません。

日本の森林は「伐って・使って・植えて・育てる」という森林サイクルをもっと回すことが重要です。
その意味では「木を使う」ことは、私たち生活者にとっても、決して他人事ではない時代になったのです。
「木を暮らしのなかに取り入れて、心地よく便利であること、同時に環境や防災に貢献すること」を実感していただくために本展示会を企画いたしました。

政府は「2050年カーボンニュートラル」を掲げています。「SDGs(持続可能な開発目標)」の達成に向けて、国、地域、企業、市民はさらに具体的なアクションを求められています。国内の豊かな森林資源を活かした「地域活性化・地方創生」も大切です。
私たちが住まいや家具、日用品や雑貨、玩具など、身の回りの製品に木を使うことで、こうした課題の解決につながるのです。


❒展示について
本展示は、木の良さや特性を活かしながら、デザインに優れた、ユニークな木の製品を集めました。展示される製品はすべて「ウッドデザイン賞」の受賞作品です。
ウッドデザイン賞は木の良さや価値を再発見させる製品や取り組みを消費者目線で評価・表彰するアワードで、2024年度に10周年を迎えます。
節目の年にあたり、より多くの方にウッドデザインがもつストーリー性のある木の製品を見て、触れていただき、日々の暮らしに取り入れていただくことで、木の魅力をさらに深く感じていただくため、弊協会初の試みとして本展示の開催を企画いたしました。

会場であるフォレストゲート代官山のコンセプトでもある「緑豊かな森で体現するサーキュラーエコノミー」の入り口として、数あるウッドデザイン賞受賞作品の中から厳選した作品のストーリーに触れていただきます。
見て・知って・使ってもらうための機会創出、それが「暮らしを彩る木のデザイン展~ウッドデザイン・ショーケース2024」です。

【展示内容】 別紙をご参照ください。


❒会場について
フォレストゲート代官山 TENOHA Daikanyama CIRTY SPACE
TENOHA Daikanyamaは、カフェとイベントスペースで構成され、サステナブルな生活体験を提供することを主眼に、サーキュラーエコノミー活動を行う事業者や行政と連携し、地域と都市をつなぐ活動拠点です。
消費者にサステナブルな取り組みへの接点を提供しながら、様々なステークホルダーと連携し、サーキュラーエコノミーの実現を目指しています。建物は東急不動産ホールディングスの保全対象森林、岡山県西粟倉村の間伐材を構造材として活用した木造2階建てです。

フォレストゲート代官山


Forestgate フォレストゲート 代官山
(forestgate-daikanyama.jp)
住所:東京都渋谷区代官山町 20-12

フォレストゲート代官山は、商業施設やシェアオフィス、住宅で構成され「職・住・遊 近接の新しいライフスタイル」の提案を目指したMAIN棟とTENOHA棟からなる複合施設です。メイン棟は隈研吾氏が基本設計を手掛け、数多くの中大規模木造建築物を手掛けている竹中工務店が、実施設計・施工を担当しました。


❒ウッドデザイン賞とは


「ウッドデザイン賞」は、日本の森林資源を活かし、消費者目線での木の良さや価値を有する建築・空間、木製品、活動・仕組み、研究等のグッド・プラクティスを広く募集し、国内外に発信する顕彰制度です。2015年度に林野庁補助事業として創設されて、これまで9年間で2,090点が「ウッドデザイン賞」を受賞していますが、全受賞作品は、公式サイトに掲載されている「受賞作品データベース」(下記参照)に紹介しています。


         
       ◆「ウッドデザイン賞」公式ウェブサイト https://www.wooddesign.jp/
       ※ 「応募要項」や「FAQ」、過去の「受賞作品データベース」、審査委員の
         「メッセージ動画」等も、公式サイトに掲載しています。


❒主催団体:一般社団法人日本ウッドデザイン協会について



木を活用した社会課題の解決をめざす取り組みを「ウッドデザイン」と定義し、「ウッドデザイン」に関わるあらゆる分野において、調査、研究、開発、事業創造、普及及び啓発することを目的として設立された団体(一般社団法人)です。会員相互の連携並びにあらゆるステークホルダーとの対話及び協力によって、木のある豊かな暮らし、木材利用、森林・林業の成長産業化及び地方創生を推進して、カーボンニュートラルやSDGsへの貢献、持続可能な社会の実現を目指しています。

名 称    一般社団法人 日本ウッドデザイン協会
          英文名    Japan Wood Design Association(略称:JWDA)
          設 立    2021年11月18日
          所在地    東京都港区新橋3-5-2 新橋OWKビル6階
          会 長    隈研吾
          会 員    163(企業、団体、自治体等、2023年12月時点)



        ◆日本ウッドデザイン協会 公式ウェブサイト https://www.jwda.or.jp/   



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