いい部屋ネット「子育て世帯の街の住みここちランキング2023<関西版>」(街の住みここちランキング特別集計)発表

大東建託

2024年2月7日 13時48分

大東建託株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:竹内啓)は、過去最大級の居住満足度調査を行い、「子育て世帯の街の住みここちランキング2023<関西版>」として集計しました。





・住みここ関西(総合)の順位は、2023年6月14日に発表した「街の住みここちランキング2023<関西版>」の順位を表記しています。
・近接駅を統合しています。2つ以上近接駅を統合した場合は、駅名の後にA(area)を付記しています。
・【谷町六丁目A】谷町六丁目・松屋町、【上本町A】大阪上本町・谷町九丁目、【桜川A】桜川(地下鉄千日前線)・桜川(阪神電鉄阪神なんば線)・汐見橋・西長堀、【明石A】明石・山陽明石、【大宮A】大宮・四条大宮、【舞子A】舞子・舞子公園、【岡本A】岡本・摂津本山、【丹波橋A】近鉄丹波橋・丹波橋、【心斎橋A】心斎橋・西大橋・四ツ橋、【高槻A】高槻・高槻市
・「子育て世帯の街の住みここちランキング2023」は、2019年~2023年の5年分の回答を累積して集計しています。
・「子育て世帯の街(駅)」は、駅徒歩15分以内に居住していて、年齢20歳~50歳、既婚、子どもがいる世帯の回答者が20名以上の駅を、「子育て世帯の街(自治体)」は、年齢20歳~50歳、既婚で、子どもがいる世帯の回答者が50名以上の自治体を調査対象者として集計しています。
・評点は、今住んでいる街への評価について、大変満足している:100点、満足している:75点、どちらでもない:50点、不満である:25点、大変不満である:0点とした場合の平均値です。
・偏差値とは、評点の平均値が50になるように正規化し、評点の数値が平均値からどの程度隔たっているのかを示したものです。偏差値が同じ場合、小数点2位以下が異なります。

総評


■「子育て世帯の街(駅)の住みここち」トップは、丸太町
1位は、京都府京都市中京区に位置する丸太町です。2位は、2年連続で大阪府大阪市天王寺区に位置する四天王寺前夕陽ケ丘です。3位は大阪府大阪市北区に位置する中崎町です。1位の丸太町と3位の中崎町は、昨年は累計回答数が20名未満でランキング集計対象外だった駅で、今年初のランクインとなります。その他トップ10内では、10位に大阪府大阪市中央区に位置する谷町六丁目A(谷町六丁目・松屋町を統合)が、昨年15位から順位を上げてトップ10入りしています。
■「子育て世帯の街(自治体)の住みここち」トップは、兵庫県芦屋市
1位は兵庫県芦屋市で、「住みここち2023<関西版>」でも1位の高い評価を得ています。2位は、大阪府箕面市で、「住みここち2023<関西版>」では4位となっています。3位は大阪府大阪市天王寺区で、「住みここち2023<関西版>」では2位の高い評価を得ている街です。トップ10の自治体のうち2自治体[大阪府大阪市西区(4位)・兵庫県神戸市中央区(8位)]は、「住みここち2023<関西版>」ではトップ10にランクインしていませんでしたが、子育て世帯からの評価は昨年に引き続きとても高くなっています。
■「子育て世帯の街の住みここちランキング」の居住者コメントでは、商業施設の充実、治安の良さ、交通利便性の良さ、教育施設の充実などに関するコメントが多数
トップ3の街(駅・自治体)に住む調査対象である子育て世帯のコメントからは、「買い物の便利さ」「治安の良さ」「交通の便の良さ」「教育施設の多さ」等について評価するコメントが多く見られ、特に「生活利便性」「交通利便性」「行政サービス」因子等が街の住みここちの評価に繋がっているようです。

子育て世帯の街(駅)の住みここちランキング<関西版>上位の分析 <1~3位>


1 位 (偏差値75.5) 丸太町 (地下鉄烏丸線)
居住者コメント
・観光地や商業施設へのアクセスが良い。地下鉄の本数が10分に1本ペースのため電車を待たずして乗れる。諸外国からの観光客などが多く、子供の頃からインターナショナルな世界に触れる機会が多い。(女性・28歳・既婚・専業主婦)
・普段、買い物や病院に行きやすいので、家事育児をしている身としてはやりやすい。自転車で行ける範囲で収まっている。(女性・34歳・既婚・専業主婦)
・普段自転車を使うことが多いので坂が少ない事が1番良い。徒歩圏内に2タイプのスーパーと薬局があるので商品毎に使い分けができる。(女性・32歳・既婚・アルバイト)
・繁華街が近いが、閑静で住みやすい。(男性・42歳・既婚・管理職)

2 位 (偏差値75.3) 四天王寺前夕陽ケ丘 (地下鉄谷町線)
居住者コメント
・文教地区なので子育てしやすい。夜は安全で静か。(女性・35歳・既婚・事務職)
・徒歩圏内に役所や図書館、デパート、スーパーが揃っている。(女性・34歳・既婚・専業主婦)
・治安が良く、文教地区である。(女性・42歳・既婚・専業主婦)
・中心地に位置しながらも静かさもあり、比較的治安が良い。(女性・43歳・既婚・専業主婦)
・治安が比較的よく、買い物等をする場所が近く、便利である。(男性・48歳・既婚・技術・研究職)
・交通の便利がいい。歴史ある寺社が多い。ショッピングモールが近くにある。閑静な住宅街である。(男性・30歳・既婚・事務職)

3 位 (偏差値73.3) 中崎町 (地下鉄谷町線)
居住者コメント
・梅田へのアクセスがよく、交通の便が良い。コンビニや飲食店がたくさんあり、公園や児童館などもあって子育てしやすい。(女性・35歳・既婚・専業主婦)
・利便性が良く、ショッピング施設、文化施設が充実していて、何をするにもとにかく便利。電車を使うことが滅多になく、自転車の移動でほとんどの用事が済む。(女性・37歳・既婚・事務職)
・交通の便が良く、商業施設も充実している。(女性・30歳・既婚・パート)
・なんでもあるので、生活がしやすい。ないものを探す方が難しいぐらい生活面では充実した環境。(女性・32歳・既婚・自営業・自由業)
・アクセスの良さ。(男性・48歳・既婚・管理職)

子育て世帯の街(自治体)の住みここちランキング<関西版>上位の分析 <1~3位>


1 位 (偏差値70.3) 兵庫県芦屋市
居住者コメント
・子育て支援の場やイベントが定期的にあり利用しやすい。道路や街の外観が清潔に保たれている。駅周辺に出れば日々の買い物に困らない。(女性・34歳・既婚・事務職)
・街がキレイ。治安が良い。児童館、公園が多い。(女性・34歳・既婚・専業主婦)
・自然が多く、子育て世帯や高齢者世帯には優しい市。(女性・44歳・既婚・専業主婦)
・緑が多く、子どもの遊べる場所が多い。(女性・36歳・既婚・技術職)
・閑静な住宅街なので住みやすく、公園や緑がたくさんあるので子育て中の私にはとても良い環境。(女性・45歳・既婚・専業主婦)

2 位 (偏差値69.1) 大阪府箕面市
居住者コメント
・閑静な街で、公園や図書館なども近くにあり子育てしやすい。(女性・31歳・既婚・技術・研究職)
・子育て支援に力を入れていたり、公園を綺麗に整備していたり子供がいる家庭には住みやすい。(女性・33歳・既婚・事務職)
・若いファミリー世代が多く、こどもも安心して遊ばせることができる、自然豊か。(女性・34歳・既婚・事務職)
・緑が多く、人に優しく、住みやすい。(男性・46歳・既婚・管理職)
・閑静な住宅街で、街灯も多く比較的安心して生活できる。徒歩圏内にある程度の店があり、生活できる。 街並みもきれいで癒やされる。(女性・41歳・既婚・専業主婦)

3 位 (偏差値68.9) 大阪府大阪市天王寺区
居住者コメント
・文教地区なので子育てしやすい。夜は安全で静か。(女性・35歳・既婚・事務職)
・地盤が良くハザードマップに引っかからない。徒歩圏内で生活する上で必要なスーパー・コンビニ・郵便局などがある。周りには病院や公園も多い。(女性・30歳・既婚・専業主婦)
・病院がたくさんある。(女性・33歳・既婚・専業主婦)
・生活必需品を購入できる店が徒歩圏内にあり、日々の生活をする上でとても便利。環状線もあり、梅田や天王寺へのアクセスも抜群。それでいて公園も多いので子供たちも遊びやすい。近くに塾や習い事もたくさんある。(女性・40歳・既婚・パート)
・交通の便、飲食店や商店が豊富。(男性・46歳・既婚・管理職)

子育て世帯の街の住みここち(駅)ランキング〈1位~50位〉


●3位の中崎町は、大阪府大阪市北区に位置する駅で、因子別では「生活利便性」で1位の高い評価を得ています。
●トップ10には、大阪府にある駅が最も多く6駅[四天王寺前夕陽ケ丘(2位)・中崎町(3位)・南千里(5位)・彩都西(6位)・谷町六丁目A(10位)]、次いで兵庫県が3駅[夙川(4位)・住吉(8位)・西宮北口(9位)]がランクインしています。
●トップ10のうち、4駅[丸太町(1位)・中崎町(3位)・学研奈良登美ヶ丘(7位)・谷町六丁目A(10位)]は「住みここち2023<関西版>」ではトップ10に入っていなかった駅でした。「住みここち2023<関西版>」は全世帯が対象ですが、子育て世帯にとっての住みここちは、少し異なる結果となっています。
●1位~9位は偏差値70台の高い評価、また10位~50位までの駅は偏差値60台で、相対的に子育て世帯にとって住みここちが良いという評価になっています。



・住みここ関西(総合)の順位は、2023年6月14日に発表した「街の住みここちランキング2023<関西版>」の順位を表記しています。なお、偏差値50未満の場合、「‐」としています。
・「子育て世帯の街(駅)」は、駅徒歩15分以内に居住、年齢20歳~50歳、既婚、子どもがいる世帯の回答者が20名以上の駅を調査対象者として集計しています。
・因子の評点は、59項目の街に対する評価を因子分析した結果から算出しています。因子の偏差値が50未満の場合は、因子別順位を「-」としています。
・評点は、今住んでいる街への評価について、大変満足している:100点、満足している:75点、どちらでもない:50点、不満である:25点、大変不満である:0点とした場合の平均値です。
・偏差値とは、評点の平均値が50になるように正規化し、評点の数値が平均値からどの程度隔たっているのかを示したものです。偏差値が同じ場合、小数点2位以下が異なります。

子育て世帯の街の住みここち(自治体)ランキング〈1位~50位〉


●1位の兵庫県芦屋市は、因子別では「自然観光」で2位、「静かさ治安」で3位、「親しみやすさ」で5位の高い評価を得ています。兵庫県芦屋市は、唯一偏差値70台の高い評価を得ています。
●2位の大阪府箕面市は、因子別では「親しみやすさ」「防災」で2位、「静かさ治安」で4位、「自然観光」で5位の高い評価を得ています。
●3位の大阪府大阪市天王寺区は、因子別では「行政サービス」で1位、「交通利便性」で3位、「生活利便性」で4位の高い評価を得ています。
●トップ10のうち、6つの自治体が「生活利便性」因子で10位以内に入っています。また、「交通利便性」・「行政サービス」でトップ10に入っている自治体も5つあり、「生活利便性」「交通利便性」「行政サービス」因子の評価が、子育て世帯の住みここちの良さに繋がっているようです。


・住みここ関西(総合)の順位は、2023年6月14日に発表した「街の住みここちランキング2023<関西版>」の順位を表記しています。
・「子育て世帯の街(駅)」は、駅徒歩15分以内に居住、年齢20歳~50歳、既婚、子どもがいる世帯の回答者が20名以上の駅を調査対象者として集計しています。
・因子の評点は、59項目の街に対する評価を因子分析した結果から算出しています。因子の偏差値が50未満の場合は、因子別順位を「-」としています。
・評点は、今住んでいる街への評価について、大変満足している:100点、満足している:75点、どちらでもない:50点、不満である:25点、大変不満である:0点とした場合の平均値です。
・偏差値とは、評点の平均値が50になるように正規化し、評点の数値が平均値からどの程度隔たっているのかを示したものです。偏差値が同じ場合、小数点2位以下が異なります。

調査概要


◇調査方法
株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
◇回答者
関西(大阪府・京都府・奈良県・兵庫県・滋賀県・和歌山県)居住の20歳以上50歳以下、既婚、子どもがいる世帯を「子育て世帯」として抽出し、2019年~2023年合計39,915名を対象に集計。
[男女比] 男性35.7%:女性64.3%
[世代比] 20歳~29歳10.5%、30歳~39歳40.1%、40歳~50歳49.4%
◇調査期間
2023年2月17日(金)~3月15日(水):2023年調査(回答者数:8,134名)
2022年3月8日(火)~3月29日(火):2022年調査(回答者数:7,730名)
2021年3月17日(水)~3月30日(火):2021年調査(回答者数:8,352名)
2020年3月17日(火)~4月3日(金):2020年調査(回答者数:9,035名)
2019年3月26日(火)~4月8日(月):2019年調査(回答者数:6,664名)
計39,915名
◇調査体制
調査企画・設問設計・分析:大東建託賃貸未来研究所 宗 健(フェロー)、調査票配布回収:株式会社マクロミル
◇回答方法
子育て世帯の街の住みここちランキング2023は、現在居住している街についての「全体としての現在の地域の評価(大変満足:100点 満足:75点どちらでもない:50点 不満:25点 大変不満:0点)」の平均値から作成。

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・本調査の対象となった自治体には、詳細データを提供可能ですので、個別にお問い合わせください。
・学術研究目的の場合、本調査個票データについて提供できる可能性がありますので個別にお問い合わせください。
・「住みここちランキング」WEBサイトでは、「住みここち」と街づくりに関する学術論文や調査データの解説記事を掲載しています。詳細につきましては、WEBサイトをご覧ください。

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2024年2月7日 13時48分

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