空き家所有者、地域、事業者、自治体を繋ぐマッチングプラットフォーム「アキカツナビ」を運営する空き家活用株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:和田 貴充、以下アキカツ)と株式会社オリエントコーポレーション(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:飯盛 徹夫、以下:オリコ)や地域金融機関などと協業した「アキカツローン」が、日本経済新聞社主催の2023年日経優秀製品・サービス賞において「日経ヴェリタス賞」を受賞したことをお知らせいたします。
■「アキカツローン」商品化の背景
空き家購入希望者が年々増加する一方で、建ててから時間が経過して担保価値が低い空き家には、住宅ローン等が適用されづらいという問題があり、資金面にて購入を断念するケースが少なくありませんでした。
2021年12月からYouTubeチャンネル「ええやん!空き家やん ちゃんねる」にて購入可能な空き家を紹介し、空き家購入希望者の声を聞いてきたアキカツは、この課題の解消が空き家問題を解決する大きな一手になるとの考えのもと、空き家購入意向者の状況や金融商品のあり方とマーケットについて検討を重ね、2023年3月にオリコとの協業により「アキカツローン」を商品化いたしました。
■「アキカツローン」の概要
「アキカツローン」は、全国各地の金融機関を通じて提供する無担保ローンです。空き家の購入資金に加えてリフォーム資金や解体資金など、空き家に係わる幅広い資金ニーズに対応し、ご利用上限額は1,000万円、ご利用期間は15年までご利用いただけます。また、これまで住宅ローン等では適用されづらかった地方の木造家屋にもご利用可能です。2023年6月より「アキカツローン」の取り扱いを開始し、6 カ月間で約400件のお申し込みがありました。「アキカツローン」をご利用になるお客さまの増加に伴い、本ローンを取り扱う地域金融機関も増加しています。
■日経優秀製品・サービス賞について
「日経優秀製品・サービス賞」は、日本経済新聞社が毎年1回、特に優れた新製品・新サービスを表彰するもので、今年で42回目を迎える伝統ある賞です。日本経済新聞社が独自に候補となる製品・サービスを選定し、審査委員会において各賞が決定されます。
【受賞企業】株式会社オリエントコーポレーション
▪️空き家活用株式会社概要について
・名称 :空き家活用株式会社
・代表取締役社長:和田貴充
・本社所在地 :東京都港区赤坂 8-5-40 ペガサス青山611号室
・設立 :2014年8月
・資本金:1億6393万円(2023/11/25時点)
・従業員数:12名(+役員6名)
・事業内容 :空き家の市場への再流通システムの構築、空き家所有者と空き家利用者を繋ぐポータルシステムの構築、運用、空き家に対する新しい利活用モデルの開発、提案
・コーポレートサイト:
https://aki-katsu.co.jp/・サービスサイト:
アキカツナビ:
https://aki-katsu.co.jp/magazine/空き家活用YouTube公式「ええやん 空き家やん ちゃんねる」(登録者数4.6万人)/11月現在:
https://www.youtube.com/c/akiyayan空き家活用公式LINE:
https://lin.ee/vEpG93U「アキカツ自治体サポート」:
https://navi.aki-katsu.co.jp/municipalitysupport■ 空き家の専門家、空き家活用株式会社代表・和田貴充について
空き家活用株式会社代表・和田貴充
空き家活用株式会社代表・和田貴充1976年 大阪府生まれ20歳で父の事業を継承し、24歳で廃業。その後、不動産業界に飛び込み、建築、不動産に関わるあらゆる業務を経験した後、2010年に独立。『日本の空き家問題を解決したい』を背景に、2014年に空き家活用株式会社を設立。2017年1月より、自分達で調査員を派遣し空き家の実態調査を開始。2018年8月には第三者割当増資で6210万円を調達し空き家活用データシステム「AKIDAS(アキダス)」をリリース。2019年1月には本社を東京に移転。空き家所有者の課題に寄り添い、地域住人、事業者、そして自治体の方々を繋ぐ新しい取り組みとなる、空き家マッチングプラットフォーム「空き家活用ナビ」を構築。2021年11月より東京都世田谷区との協業により「せたがや空き家活用ナビ」をスタート、2022年6月には、全国の自治体向けに、空き家物件のクラウド管理から利活用斡旋までをパッケージした空き家対策サービス「アキカツ自治体サポート」(
https://navi.aki-katsu.co.jp/municipalitysupport)の提供を開始した。
受賞歴(一部):
2017年9月/平成29年度「国土交通省地域の空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業者」に選定
2018年6月/平成30年度「国土交通省地域の空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業者」に選定
2018年11月/SDGsビジネスコンテストにて「優秀賞」を受賞
2019年2月/日本最大級のピッチイベント「未来2019」で、シェアリングサービス賞およびグッドパフォーマンス賞を受賞。
2019年3月/西武ホールディングスが主催するアクセレレータープログラム「Swing」の事業検討企業に選出
2019年7月/住吉区、空き家対策に協力する民間事業者を募集、第一号に空き家活用(株)のモデルが採用
2020年1月/内閣府オープンイノベーションチャレンジにて茨城県つくば市への提案が採択される
2020年9月/東京都「民間空き家対策東京モデル支援事業」に空き家活用(株)が提案した「リモートセンシングを活用した空き家調査の効率化に向けた先進事業」が採択される
2021年2月/宮崎県延岡市と「空き家活用モデル事業」に関する連携協定を締結
2021年4月/埼玉県・寄居町と「空き家活用モデル事業」に関する連携協定を締結
2021年10月/SDGs研究所主催第2回SDGsビジネスアワードで「SDGsソーシャルビジネス大賞」を受賞
2021年10月/大阪府泉南郡岬町と「空き家活用モデル事業」に関する連携協定を締結
2021年10月/茨城県常総市と「空き家活用モデル事業」に関する連携協定を締結
2021年10月/東京都世田谷区と「空き家活用マッチングシステム」に関する協定を締結
2021年11月/東京都世田谷区との協業によるマッチングプラットフォーム「せたがや空き家活用ナビ」がスタート
https://setagaya.akikatsu-match.com/2022年4月/延岡・空き家利活用プロジェクト「HYPHENATION in NOBEOKA」にて事業者公募開始
https://seminar.aki-katsu.co.jp/hyphenation_in_nobeoka2022年6月/「Smart City Osaka Pitch 2022」(大阪スマートシティパートナーズフォーラム)にて優秀賞を受賞
2022年7月/北海道・栗山町と「地域活性化起業人制度」に関する連携協定を締結
2022年11月/大阪市生野区役所と空き家活用株式会社との区内の空家等対策に関する事業連携協定を締結
2023年4月/長野県・根羽村と空き家活用株式会社との村内の空き家等対策に関する事業連携協定を締結
2023年11月/千葉県・君津市と空き家活用株式会社との空き家等対策に関する連携協定を締結
2023年11月/兵庫県・神戸市と空き家活用株式会社との空き家空き地活用の促進等に関する事業連携協定を締結
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