住みたい住宅メーカーを調査
家を建てたいと思ったとき、重要になってくるのが住宅メーカー選び。住宅メーカーや工務店によって色があり、自分の好みに合うところを選ぶのが重要です。これから家を作ろうと思っている方の中には、「どんな住宅メーカーが人気を集めているんだろう」と思っている方もいるのではないでしょうか。
今回不動産メディア「幸せおうち計画」を運営する、株式会社AZWAY(本社:東京都豊島区、代表取締役:井口梓美)は、10代から60代以上までの586人を対象に「住んでみたい住宅メーカー」についてアンケートを実施しました。
調査概要
調査対象:10代から60代以上までの人
調査期間:2023年12月19日~1月25日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:586人(女性 371人/男性 210人/その他5人)
回答者の年齢:10代0.7%、20代12.8%、30代35.5%、40代29%、50代16%、60代以上6%
調査結果サマリー
・住んでみたい住宅メーカー1位は「積水ハウス」
・大手メーカーに家を頼みたい人が6割弱、住宅メーカーを選ぶ際に最も重視したいのは「品質」
・住宅メーカーの情報を得るのは「インターネット検索」、住んでみたい住宅メーカーを知ったきっかけは「CM」
住んでみたい住宅メーカー1位は「積水ハウス」
[画像1:
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10代から60代以上までの回答者586人に「住んでみたい住宅メーカー」について聞いたところ、1位は「積水ハウス」で114人、2位は「一条工務店」で61人、3位は「住友林業」で43人、4位は「ヘーベルハウス」で35人、5位は「ダイワハウス」で17人という結果になりました。積水ハウスが2位に約倍の差をつける得票数で、1位に輝いています。
<1位:積水ハウス>
・積水ハウス。実家が積水ハウスの住宅だったため。小さな頃から、「積水の家は地震の揺れや家事に強い」と聞かされていた。また、実際に起きた大地震でも倒壊率が低かったと聞いたから。また、建てた後のメンテナンスについても、担当の方から定期的に連絡を受けているのを見てきたので、アフターフォローもきちんとしているのだと安心した覚えがあるから。(30代女性)
・積水ハウス。外観シルエットや細かいデザインのディテールなど真似て造っても積水デザインには到底辿り着けない独自の洗練されたデザイン性に魅力を感じる。魅せ方が上手いというかシンプルながらも高級感ある外観デザイン、インテリアは流石積水というような風格すら感じられる。価格的な面で高額な点もあるが大手ブランドの安心感はある。(30代男性)
2位にダブルスコアをつけて1位を獲得した「積水ハウス」。耐震性をはじめとする機能面はもちろん、洗練されたデザインに好評価の声が上がっています。また、知り合いが実際に住んでいて好印象を持っているという声も多くみられました。
<2位:一条工務店>
・私が住んでみたい住宅メーカーは「一条工務店」です。現在住んでいるところが割りと水害に弱いとされており、一条工務店が推している「耐水害住宅」はとても魅力を感じました。豪雨や洪水時にあえて建物を水に浮かせるという発想に驚きました。災害は忘れた頃にやってくるとよく言いますが、いつくるか分からないけれど来たら困るものではありますし、せっかく建てた我が家を守り、自分達も安全に暮らせる可能性が上がるのであれば良いのではないかと思います。(30代女性)
・一条工務店。知人が一条工務店なのでとても高級感があるデザインが素敵だなと思います。洋風な外観と、室内の木材も濃い目で重厚感を感じます。窓も、こうし上で可愛いです。そしてなにより全面床暖なのにはほんとに驚きました。トイレのような小さな面積の床ですら床暖房なのには感激です。リビングも広くリビングから2階へ行けるようになってるのも子供がいる家庭だと羨ましく思いました。(40代女性)
SNSで見かけることの多い「一条工務店」が、2位にランクイン。洗練されたデザインだけでなく、「耐水害住宅」のような優れた機能性が注目を集めています。全面床暖房も人気で、寒さが体に堪える季節に、ピッタリと言えるでしょう。
<3位:住友林業>
・住友林業。上質な「木」のぬくもりがする家を実現されていて、SNSや住宅展示場で拝見するたびに自分の理想に近い形であると感じます。昔ながらの良さに加えて、今どき感もあり、住んでいてホッとするというか、安心する品質であるところも良いです。耐久性も高いので地震などの災害にも安心して住むこともできるでしょう。(40代女性)
・住友林業の住宅に住んでみたいです。展示場に行ったときに住友林業の住宅を見たのですが全体的に木のぬくもりを感じることができる作りで高級感がありこんな家に住めたらいいなーととても思いました。テレビのCMでもよく宣伝していますが人気のある住宅メーカーで知り合いでも注文住宅を建てた人がいてうらやましーと感じたからです。(40代男性)
3位は、CMでもよく見かける「住友林業」がランクイン。木の温もりを感じられる上質なデザインが、人気を集めています。「木」をメインに家づくりを考えたい人におすすめのハウスメーカーです。
<4位:ヘーベルハウス>
・ヘーベルハウスに住んでみたいです。昔テレビで見た、羊が家に帰るCMが凄く印象に残っており妻もCMを気に入ってました。また、ヘーベルハウスに調べると高耐久性や断熱性能の高さ、メンテナンス保証の長さなど住む人の事を良く考えていると思いました。また、屋根に庭を作れたり、展示場の家の間取りがお洒落だったりと、一番憧れのハウスメーカーです。(40代男性)
・へーベルハウスです。理由~過去の豪雨災害でとても印象的なニュース映像がありました。平成27年9月10日の集中豪雨により茨城県鬼怒川の堤防が決壊しました。そのことによって水位を増した河川の水が一挙に住宅地に流れ込みました。流れ込んで水によって多くの住宅が流されたり、倒壊したりしました。そのような状況の中で一件の住宅が濁流に耐え残っていました。この自然災害の中でこのメーカーの住宅の耐久性がクローズアップされたと思います。せっかく高いお金を出して家を建てるのであれば耐久性のある安全な家を作りたいと考えるのは自然だと思います。このような流でこの「へーベルハウス」に住んでみたいと思いました。(60代以上男性)
4位にランクインしたのは、旭化成の「ヘーベルハウス」。CMの印象もさることながら、ヘーベルハウスの家が災害で唯一倒壊せずに残っていたというニュースの映像の印象が強く残っているという声が上がっていました。東日本大震災の時や鬼怒川の集中豪雨など、複数の災害で名前が上がっており、ヘーベルハウスが災害に強いことがわかります。
<5位:ダイワハウス>
・なんとなくだが、ダイワハウス。近所にあるダイワハウス施工の家を見ていて、オシャレで住みやすそうに感じるし、全般的にシンプルモダンなデザインの家が多く快適そうなイメージがある。完成後も30年間の保証が付くというのも安心できるポイント。設計の際に自分の住みやすいような要望を出して、形にしてもらえるのが理想。(40代男性)
・ダイワハウス→ダイワハウスの家に住んでいる人から聞いたが、家の点検してもらう時の作業される方の知識豊富だと言っていた。点検時、アドバイスを下さるようで、住んでからの保証も良いと聞いたから。住んでからが長いので、細かいところまで点検してくれると安心できる。 スウェーデンハウス→住宅展示場で内覧したときに日本にはないかわいらしい感じがおしゃれだったから。(30代女性)
5位にランクインしたのは、CMの印象が強い「ダイワハウス」。おしゃれでモダンなデザインが気に入ったという声が見られました。また、30年間の保証や点検時のアドバイスなどアフターフォローの充実ぶりが人気を集めています。
<6位:スウェーデンハウス>
・スウェーデンハウス。2×4工法の木造住宅の中で最も性能が高いと思われ、外観、窓、ベランダなどに見られる典型的な北欧デザインが良い。木造か鉄骨かは、昨今の技術の進歩に伴い耐火や耐震性能で大差はないと思われます。もちろん、同等の価格帯であればですが。ですからより内外のデザインや設計提案力、営業担当者との相性を重視していいと思います。(30代男性)
・スウェーデンハウス。住宅展示場で初めて知った会社だったのですが、木の温もりが感じられて、私がイメージする理想の家を作ってくれそうな期待感がありました。エアコンがあまり好きではないのでできれば使いたくないのですが、最近の気候ではそうも言っておられず。展示場では真夏でしたが、エアコン一台で家全体を快適な温度に調整されていました。冷暖房費があまりかからないというところは、大きなポイントのひとつです。(40代女性)
6位にランクインしたのは、北欧デザインが人気の「スウェーデンハウス」。少し個性のある家を建てたいという方に、ピッタリのハウスメーカーです。冷暖房費があまりかからないという特徴もあり、年間のランニングコストを抑えるのに期待が持てます。
<7位:パナソニックホームズ>
・パナソニックホームズです。木の温もりに憧れて木造建築の家にしましたが、近年の災害状況を鑑み、鉄骨の家に興味を持ち、かつデザイン性やアフターフォローに優れている家が良いと思い始め、それを叶えるのがそのメーカーだったからです。母体の会社もしっかりしているので、安心感も他メーカーより優れていると思います。(30代女性)
・パナソニックホームズはかなり価格もデザインも頑張ってきていると思っている。特に家電が親会社のパナソニック製のものを使っており、全てが完璧にフィットする感じがする。IOTで家電がつながっているので、生活がかなり便利になっているし、家電会社の子会社であるハウスメーカーはこれからももっと進化した住宅が提供できる。(30代男性)
7位にランクインしたのは、「パナソニックホームズ」でした。家電はパナソニック製のものを使用しており、より利便性を求める人に最適です。デザイン性やアフターフォローもしっかりしており、人気を集めています。
大手メーカーに家を頼みたい人が6割弱、住宅メーカーを選ぶ際に最も重視したいのは「品質」
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続いて、「大手ハウスメーカーと工務店なら、どちらに家づくりを任せたいか」と聞いたところ、「大手ハウスメーカー」が344人で58.7%、「工務店」が101人で17.2%、「わからない」が141人で24.1%という結果になりました。6割弱の人が大手ハウスメーカーでの家づくりを希望していることがわかります。
[画像3:
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また、「住宅メーカーを選ぶ際に最も重視すること」について聞いたところ、「品質」が121人で1位、2位が「デザイン」で100人、3位が「価格」で94人という結果に。多くの人が品質の高い家を提供しているハウスメーカーに家づくりを頼みたいと考えていることがわかります。一方、知名度を選んだ人はわずか4人で、知名度よりも品質を重視する人が多いとわかります。
住宅メーカーの情報を得るのは「インターネット検索」、住んでみたい住宅メーカーを知ったきっかけは「CM」
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最後に、「住んでみたい住宅メーカーを知ったきっかけ」について聞いたところ、「CM」と答えた人が140人で1位という結果になりました。2位は「テレビ番組」で75人、3位は「インターネット検索」で70人、4位は「SNS」で48人と続きます。多くの人が、住宅メーカーについてCMがきっかけで認知していることがわかります。
[画像5:
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また、「住宅メーカーの情報を得る方法」について聞いたところ、「インターネット検索」が464人で1位という結果に。住宅メーカーの存在を知るきっかけは「CM」が多いものの、実際に詳しい情報を得るのに「インターネット検索」を活用している人が多いとわかりました。また、実際に「住宅展示場」に足を運んで情報を得ている人も307人と多く、インターネットの情報だけでなく、自分の目で見て住宅メーカーを見極めようとしている人が多いとわかりました。
まとめ
住んでみたい住宅メーカーについて586人に聞いたところ、1位は「積水ハウス」という結果になりました。積水ハウスの洗練されたデザインや優れた耐震性に魅力を感じている人が多くいることがわかります。一方、SNSで人気の「一条工務店」や木の魅力を感じられる「住友林業」、災害に強い「ヘーベルハウス」も人気を集めています。
また、大手メーカーに家を頼みたい人は全体の6割弱という結果に。しかしながら、住宅メーカーを選ぶ際に最も重視したいのは「品質」となっており、知名度よりも品質を重視したい人が多いとわかります。
住んでみたい住宅メーカーを知ったきっかけは「CM」が1位で、CMが認知度訴求に貢献していることがわかりました。また、実際に住宅メーカーの情報を得るのは「インターネット検索」となっており、より詳しい情報を得るためにまずはインターネット検索をし、それから住宅展示場に足を運んで自分の目で見て確認している人が多いとわかりました。
※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:
https://azway.co.jp/media/housemaker-ranking-preferance/幸せおうち計画ついて
株式会社Azwayが運営する不動産の総合情報メディア。不動産のプロである宅建士や建築士はもちろん、税理士やFPが専門性の高い記事を執筆・監修しています。
https://azway.co.jp/media/株式会社AZWAYについて
株式会社AZWAYでは、「インターネットを通して誰かの暮らしを豊かに」を企業理念にライフスタイルに関するメディアの運営、及び不動産仲介事業を展開しております。
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注文住宅ラボ-家づくりの専門サイト(
https://limore.co.jp/chumon-jyutaku/)
リフォームのAtoZ(
https://reformaz.co.jp/media/)
マンション売却の道しるべ(
https://mansion-uru.jp/)
会社概要
会社名:株式会社AZWAY
代表者:代表取締役 井口 梓美
所在地:〒170-0005 東京都 豊島区南大塚69-0075 ユースクエア高田馬場B1
設立:2016年9月
資本金:1,000万円
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