学生限定立体アートコンペAAC2024の募集告知ポスターを募る 「AAC2024ポスターコンペ」結果発表! グラフィックデザイナー・佐々木俊の指導を受けてブラッシュアップされた最優秀作品も公開

株式会社アーバネットコーポレーション

2024年4月9日 11時00分

株式会社アーバネットコーポレーションは自社開発したマンションのエントランスホールに、彫刻や絵画などの芸術作品を展示し、アートと日常生活の出会い、そしてアートと建築の出会いをプロデュースしてきました。
そうした取り組みの一環として、2001年より若手アーティストの発掘・支援・育成を目的として、マンションのエントランスホールに常設展示する立体アート作品を学生限定で募集する「ART MEETS ARCHITECTURE COMPETITION」(AAC)を開催しています。

今年24回目を迎えるAACでは、募集告知ポスターのデザインを同じく学生の皆さんから募集し、2024年2月20日の審査会にて最優秀賞1点、入選7点を選出いたしました。最優秀賞作品は審査員との打ち合わせの上ブラッシュアップされ本日、審査結果とともに公開いたします。

結果は以下の通りです。(詳細はホームページをご覧ください)

◆学生限定・AAC2024ポスターコンペ結果



最優秀賞(1点):
「円柱 want you」 北田 恵一 (武蔵野美術大学)

◆受賞コメント
アートコンペの名称が羅列されることで、円柱という新たな意味が生まれるという点が面白いと思い、文字のみを使って立体を表現しました。ブラッシュアップでの細かな調整で情報が整理され、格段に見やすくなったことに感動し、文字を通した情報伝達の奥深さを知りました。
安易な韻を踏んだ題名には、このポスターを見た人が気軽にコンペに参加してほしいという願いを込めています。
この度は素敵な賞をいただき、本当にありがとうございました。今回の貴重な経験を糧にこれからも頑張ります。

◆審査員長コメント・宮本 武典(キュレーター、東京藝術大学准教授)
広告的なデザインの習熟からはなかなか出てこないし出せない提案ですね。デザインをまだそこまで専門的に学んでいない人か、あるいはその逆で「あえて」の脱臼的表現なのか。ちょっと判断に迷うところもあったのですが、最優秀に決まった後にプロフィールを確認すると武蔵美の視デに在学中とのことで、「あ、やっぱりわざとなんだな」と、ホッとした次第です(笑)フォントへのこだわりを外して、平面で立体を伝えることをシンプルにやっていて、若者らしい諧謔味もあり、デザインがどうこうの前に実は僕はその「外し」にセンスを感じました。LINEなどスマホ画面で飛び交う文字・言葉感やスワイプ感もあって、まさに「いま」な感覚から出てきた提案だと思います。AACポスターコンペ歴代受賞作のなかでも異彩を放っていて、これは来年以降、ハードルを上げられちゃったなぁという感じです。つまりレイアウトの巧みさやクライアントの意向に応えることはもちろん、最優秀を獲るにはさらに、「グラフィックデザイン」という領域そのものを更新・拡張する実験精神も求められる、ということです。

◆審査員コメント・佐々木 俊(グラフィックデザイナー)
今年、はじめて審査をさせていただきました。キラリと光る作品が多数あり、楽しく審査させていただきました。立体アート作品の募集告知ポスターということで、どのように「立体」や「空間」を平面の中で表現するかが課題です。技術はあるのに、過去の受賞作に倣ったようなアイデアであったり、表現の核となる部分が不明瞭だったりする作品が少なからず見受けられました。その中で、北田さんのポスターは、文字の組み方に絞って立体感を示すという他にない新鮮なアプローチでした。反復する言葉が、コンクリートポエトリーのようでもあり、応募作の中で異質でした。「おー、こういうやり方があったか!」と驚かされました。
受賞決定後、一緒にデザインをブラッシュアップしていく過程でも、北田さんの中に備わっているこだわりや美学を感じる場面が何度もありました。こだわりを守りながら、みるみるレイアウトが良くなっていく様子に嬉しくなりました。最優秀賞に相応しいと思います。おめでとうございます。

入選(7点)※応募順・学校名は応募時のもの :

「光+陰=立体」長谷川 誼(東京藝術大学大学院)
「作品の光と影」青山 一路(武蔵野美術大学)
「Distortion」坂木 宇宙(東京工芸大学)
「立体であそぼう」池田 憲多朗(多摩美術大学)
「創造の楽しみ」岩田 湖春(多摩美術大学)
「膨らむ創造」正井 優(東京デザインプレックス研究所 )
「ドン!」戸塚 阿生(武蔵野美術大学)



【募集内容】
第24回学生限定立体アートコンペ
「ART MEETS ARCHITECTURE COMPETITION(AAC)2024」の募集告知ポスター

【賞】
最優秀賞(1点)20万円
入選(7点)3万円

【審査員】
宮本 武典(キュレーター、東京藝術大学准教授)
佐々木 俊(グラフィックデザイナー)
服部 信治(主催会社 代表取締役会長兼CEO)

【スケジュール】
募集期間:2023年11月15日~2024年1月30日
審査会:2024年2月20日

【応募総数】
405作品

▼募集ページ
https://aac.urbanet.jp/tabid/252/Default.aspx

▼結果発表ページ
https://aac.urbanet.jp/tabid/266/Default.aspx

================

最優秀賞作品は審査員とのブラッシュアップを経て、実際にコンペの告知ポスターとして
全国の美術・芸術系大学、大学院、短期大学、専門学校、及び一部の美術館、ギャラリー、JR、私鉄の駅等に掲示されます。

なお、告知ポスターを使用した立体アートコンペ「ART MEETS ARCHITECTURE COMPETITION(AAC)2024」は2024年4月10日より募集開始予定です。

▼AAC2024公式サイト
https://aac.urbanet.jp/







企業プレスリリース詳細へ
ドリームニューストップへ

2024年4月9日 11時00分

  • Daily
  • Weekly

アーカイブarchive

もっと見る

タグtag

もっと見る

いえらぶニュースは不動産・住宅関連の最新情報を毎日お伝えするニュースサイトです。

いえらぶニュースは不動産・住宅に関する企業や団体などのプレスリリース(報道機関向けに発表される資料)を原文のまま掲載するサイトです。住まいや暮らしに関する最新情報から不動産業界を取り巻く社会・経済動向を可視化することで、住宅産業のトレンドを捉えていきます。住まい探しをしているユーザーだけでなく不動産管理会社や仲介会社、オーナー、デベロッパー、不動産ファンド、不動産投資顧問、ゼネコン、建築会社など不動産に関わる全ての方にご欄いただける内容になっています。一人でも多くのユーザーが満足する住まいを見つけられるよう、不動産業界の“いま”を配信し続けます。
※プレスリリースに関するお問い合わせは各掲載元の会社に直接お問い合わせください。
※出典先などの外部サイトへのリンクについては、閲覧時期によってリンク先が存在しない場合がありますので、予めご了承ください。

いえらぶで物件を探してみませんか?

あなたの理想に合った家選びを、いえらぶは応援します。いえらぶで、いい家選んでみてください。

トップへGO!