軒先、「全国シェアリングシティ大賞2024」大賞を受賞

軒先株式会社

-0001年11月30日 0時00分

軒先株式会社(本社:東京都港区、代表:西浦明子、以下:軒先)が運営する「軒先パーキング」が、一般社団法人シェアリングエコノミー協会が主催する「全国シェアリングシティ大賞2024」大賞を受賞したことを報告致します。


■軒先パーキングとは?
軒先パーキングは民家や空き地、休日の法人駐車場等の遊休地を有料予約制駐車場として有効活用するサービスです。近年は、花火大会やお祭りといった地方の大規模イベント時の駐車場不足の解消、交通諸課題の対策として主催者との連携を進めてきました。地方自治体開催のイベントであっても主催者側が用意できる駐車場数には限界があり、民間駐車場の活用は駐車場不足に大きく貢献します。軒先では花火大会に限っても、2017年から延べ9ヶ所20大会の連携で独自のノウハウを蓄積してきました。

【花火大会での連携実績】
・長岡まつり大花火大会(新潟県長岡市)
・大曲の花火(秋田県大仙市)
・神明の花火(山梨県市川三郷町)
・北海道モエレ沼芸術花火(北海道札幌市)
・ぎおん柏崎まつり海の大花火大会(新潟県柏崎市)
・三条夏まつり(新潟県三条市)
・島原温泉ガマダス花火大会(長崎県島原市)
・NARITA花火大会(千葉県成田市)

■全国シェアリングシティ大賞2024とは?
「全国シェアリングシティ大賞2024」は一般社団法人シェアリングエコノミー協会が主催する、持続可能な地域課題解決や自治体経営の実現のため、公民連携や、自治体独自で実施している取り組みを表彰するものです。ここでの「シェアリングシティ」とは、課題解決のアイデアや、空間・モノ・スキル・時間・体験などのあらゆる価値を共有し合い、街全体の経済効果と活性化を生み出す動きや、地域課題解決へ活用する動きのことを指します。

全国から募集した事例を、1独自性、2先進性、3持続性、4地域内の連携性、5横展開・広域連携の可能性の5つの観点での選考となりました。
▼大賞、優秀賞、メディアパートナー賞、特別賞に関する詳細
https://project.sharing-economy.jp/cityaward2024-result

■受賞対象の取り組み

2023年、初連携となった茨城県境町の利根川大花火大会は来場者20万人、打ち上げ数30,000発という全国でも有数の大規模花火大会です。しかし、大会当日は町内に不正駐車をはじめとする渋滞などの交通諸課題が発生。特に土地勘の無い来場者が駐車場を探す事で、町内の道路が麻痺してしまい主要道路まで渋滞が広がってしまっていました。

そこで2023年、町内の公式駐車場27ヶ所2,829台全てに軒先パーキングを導入、併せて、民間から130ヶ所1,464台の駐車場開拓に成功し、駐車場不足を大きく解消しました。また、町内全ての公式駐車場を有料予約制にしたことから、例年の駐車場入庫場待ちの長蛇の列や、駐車場を探して市内周回する車両の減少により渋滞問題緩和を実現したことが、今回の評価対象となりました。

▼取り組みの詳細
https://storage.googleapis.com/studio-design-asset-files/projects/BXaxdxdXa7/s-1x1_7de1df6d-6daa-4077-a6ec-52ec8cb2f0d8.pdf

■単なるシステム導入では解決しない主催者負担を改善

軒先は創業以来、花火大会に限らず数多くの地方イベント主催者と連携をしてきましたが、抱える問題は交通諸課題にとどまらないことがほとんどです。運営者の高齢化による人材不足、コロナの影響や物価高、人件費高騰によるコスト増、こういった背景から、歴史ある大会が開催自体を検討せざるを得ないという状況も近年では少なくありません。

そこで軒先では、単なるシステム提供のみではなく「大会を持続可能にする」というテーマのもと、より主催者側に近い視点で連携に取り組んでいます。利根川大花火大会では、全公式駐車場の運営マニュアルの作成、駐車場の現地設営、警備員や現地スタッフの手配、インターネットが苦手な貸主へのアナログ対応等も実施しました。かかった費用は全て有料化した駐車場の料金から捻出するため、主催者側の新たな経済的負担は発生せずに、人材不足の解消とコスト削減を実現できます。

■歴史ある大会を持続可能にする秘訣
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/392873/img_392873_4.jpeg
花火大会やお祭りは地方創生という観点でも大切な夏の風物詩ですが、伝統を守り続ける主催者側の負担は年々増加しています。軒先パーキングはあくまでツールであり、それを利用していかに地域の特性や課題にあわせた取り組みを創出できるかで負担軽減に貢献できる度合いは変わります。

軒先では今年度、花火大会の連携が延べ30大会を越える見込みですが、今後も各所で蓄積したノウハウを活用し、歴史ある大会を持続可能にすることを目的に取り組みを行っていきます。

※軒先はスペースシェアリングの先駆けとして2008年に創業し、昨年15周年を迎えました。今後も「もったいないスペース」を活用し、全国のイベント主催者様と共に「栄続」を目指します。

【概要】
軒先パーキング
社 名 : 軒先株式会社 ( https://www.nokisaki.com/ )
所在地 : 東京都港区赤坂8-4-14 青山タワープレイス8F
代表者 : 西浦 明子(代表取締役)

■お問い合わせはこちらから
電話:03-6869-3003
メール: info@parking.nokisaki.com
担当:新井


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プレスリリース提供元:@Press

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