約200台を無料で回収 障がい者が解体し再資源化
ケイアイスター不動産株式会社(本社/埼玉県本庄市、代表取締役社長/塙 圭二、以下「当社」)は、2024年3月に古くなった社内パソコンの適正な廃棄とリサイクルのため、「日本基板ネットワーク事務局(所在/新潟県新潟市、以下「日本基板ネットワーク」)へ業務委託を開始しました。
使用済みパソコンの廃棄状況と業務委託の経緯
当社においては、業務上、年に1回から2回の頻度でおよそ100台から200台の使用済みパソコンを廃棄する必要があり、毎年キロ単位で廃棄料が発生していました。
日本基板ネットワークでは、障がい者施設で働いている方々が使用済みパソコンを解体・分別し、再資源化に取り組む事業を全国で展開しています。まだ使用可能なCPU、メモリー、PC用モニターは再利用され、その他使用済みパソコン内部から取り出した金・銅・レアメタルなどを国内で売却・循環することで国益貢献しています。この取り組みは、収益化と適正な工賃の提供を通じて、障がい者の就労支援につながっています。
こうした点を踏まえて、当社は再資源化と障がい者の就労支援に資すると考え、日本基板ネットワークと今回業務委託契約を結ぶに至りました。
回収の様子
当日は、古くなった約200台のデスクトップパソコンとノートパソコンなどを無料で回収していただきました。
回収されたパソコンは、全てのハードディスクドライブ(HDD)に物理的な破壊処理を施し、データの消去を行います。これにより、パソコン廃棄時における情報漏洩問題の対策となります。また、解体後、非鉄金属・鉄・アルミなどの資源や基板は、必要な金属を抽出する精錬処理メーカーへ送られ、再資源化されています。
持続可能な社会づくりに向けて
当社は、「豊・楽・快(ゆ・た・か)」創造企業という経営理念のもと、持続可能で豊かな社会づくりに貢献していく企業を目指しています。環境保全活動の一環として、社内で使用済みのパソコン等のリサイクルや電子機器廃棄物の適切な処理を目的に、日本基板ネットワークへ回収を依頼しました。この取り組みを機に、社員一人ひとりが環境保護への意識を高め、地域社会や環境への貢献を継続してまいります。
■ 日本基板ネットワークとは
全国の障がい者施設が各施設で使用済みパソコンを集め、手作業で解体し、日本国内に資源を循環させている事業体です。令和4年度の就労継続支援B型事業所 平均工賃は月額17,031円で、低い水準とされている障がい者の工賃(※)の向上を目指しています。
※…令和4年度工賃(賃金)の実績について
https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/001220331.pdf■ ケイアイスター不動産株式会社とは
「豊かで楽しく快適なくらしの創造」を経営理念に、「すべての人に持ち家を」をビジョンに掲げ、『高品質、だけど低価格なデザイン住宅』を提供しています。仕入れから販売までを一気通貫で行うリアル×テクノロジーの基盤である「KEIAIプラットフォーム」を構築。テクノロジーの積極的な導入とコンパクト戸建住宅による独自のビジネスモデルによって、国内分譲住宅市場シェアの拡大を図ります。今後も不動産業界のDXを牽引するリーディングカンパニーとして、価値ある分譲住宅を提供していきます。
事業エリアは、首都圏を中心に全国各地で戸建分譲事業を展開。年間7,176棟(土地含む)を販売(※)しています。2023年3月期の売上高は2,418億円(※)。一般社団法人日本木造分譲住宅協会の立上げに参加し、国産木材の利用を促進するなどESGにも力を入れています。
(※グループ連結数値)
【会社概要】
社 名 ケイアイスター不動産株式会社(コード番号:3465 東証プライム市場)
代 表 代表取締役社長 塙 圭二
所在地 〒367-0035 埼玉県本庄市西富田762-1
資本金 4,816百万円(2024.4.1現在)
設 立 1990年11月
従業員数 2,790名(連結 / 2024.4.1現在)
U R L
https://ki-group.co.jp/事業内容 戸建分譲事業、注文住宅事業、総合不動産流通事業 ほか
【リリースURL】
https://ki-group.co.jp/wp/wp-content/uploads/2024/05/2024.05.01_nihonkibannetwork.pdf【報道関係者からのお問合せ先】
ケイアイスター不動産株式会社 広報室 広報課
TEL:03-5299-7575 FAX:03-5299-7562 E-mail:press@ki-group.co.jp
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