ファミリー向き物件の「人気の上がった駅ランキング」をLIFULL HOME'Sが発表

株式会社LIFULL

2024年5月17日 14時17分

一都三県のファミリー向き賃貸物件の問合せ数を、前年度から2023年度で伸ばした駅を調査

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事業を通して社会課題解決に取り組む、株式会社LIFULL(ライフル)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:伊東祐司、東証プライム:2120)が運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」は、一都三県におけるファミリー向き賃貸物件の問合せ数が前年度から増えた駅を調査した「人気の上がった駅ランキング(ファミリー編)」を発表します。


一都三県でファミリー向き賃貸物件の人気があがった駅は?
2023年度、住まい選びのトレンドにはどのような変化が見られたのか。LIFULL HOME'Sは、一都三県におけるファミリー向き賃貸物件の問合せ数が前年度から増えた駅を調査しました。

2023年5月に新型コロナウイルス感染症が5類に移行されたこともあり、都内企業のテレワーク実施率は前年度から徐々に低下。通勤機会が増えたという人も多いのではないでしょうか。そうした動きを反映してか、都心に近い駅で居住需要が増加し、ビジネス街周辺エリアの駅が複数ランクインしています。

一方で、食料品や日用品などの値上げが相次いだ1年でもありました。23区のファミリー向け物件の掲載平均賃料も、前年度比116.3%(2万6,849円)の大幅な上昇となりました。しかし、ユーザーが問合せた物件の平均賃料は前年度比101.4%(2,316円)にとどまり、賃料の上昇に需要が追い付いていないことがわかります。

その結果、準郊外の駅や、拠点駅の近隣の駅、拠点駅の1駅隣の駅といった、相対的に家賃が抑えられる駅の需要が高まりました。都心を中心に家賃相場の上昇は続いており、今後も需要は変化する可能性がありそうです。


【東京都】閑静な住宅街とおしゃれな店が入り交じる「北参道」が1位!
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1位の「北参道」は前年度比286.0%­­と、3倍近く問合せが増加しました。乗り換えなしで渋谷まで2駅(4分)、池袋まで5駅(12分)でアクセスでき、ターミナル駅の代々木や千駄ヶ谷も徒歩圏内など、交通利便性が非常に高い駅です。また、北参道と千駄ケ谷を結ぶエリアは「ダガヤサンドウ」と呼ばれ、閑静な住宅街とおしゃれな店が入り交じるスポットとして近年人気を集めています。さらに都心にいながら新宿御苑や明治神宮、代々木公園など、緑豊かなスポットも近場にあるなど、ファミリー人気が高まっているのも頷けます。

複数路線が利用できる駅の近隣駅が多くランクインしており、2位に池袋の隣駅「北池袋」、5位に押上の隣駅「京成曳舟」、6位に八王子の隣駅「北八王子」、9位に有楽町の2駅隣駅「新富町」など、「ちょいズラシ駅」の人気が高まっています。

品川区、大田区などの城南エリアからは、3位「馬込」、4位「立会川」、7位「中延」の3駅がランクイン。都心方面へアクセスがしやすい割に家賃相場が比較的低く、多くのファミリー層から支持されている駅がランクインしている傾向です。


【神奈川県】「川崎」や「横浜」にアクセスしやすい駅が多くランクインする結果に
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1位は京急本線とJR南武線が交差する「八丁畷」となりました。前年度比は206.7%­­と、神奈川県で唯一の200%超えです。駅周辺は住宅街が広がり、北側には川崎警察署もあるため治安が比較的良い駅です。繫華街の川崎エリアに徒歩で行くことも可能なので、閑静な住宅街で暮らしながら、交通利便性・生活利便性のどちらも享受できるため、ファミリー層に人気の駅です。また、八丁畷の隣駅である3位「川崎新町」、9位「京急川崎」もランクインしています。

横浜駅付近では3駅がランクイン。2位の「弘明寺」は3駅(9分)で横浜までアクセス可能です。8位の「吉野町」は6駅(10分)、10位の「保土ケ谷」は1駅(3分)で、横浜までアクセス可能です。どの駅も、生活利便性と交通利便性がありつつも、自然が豊かで、落ち着いたエリアという共通点があります。

ほかには、5位「厚木」、6位「六浦」といった郊外の駅もランクインしており、移住予備軍としての賃貸ニーズなどが考えられます。


【千葉県】子育てのしやすさと交通利便性のバランスが良い駅がランクインする結果に
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1位は「公津の杜」となりました。公津の杜は1994年に開業した京成本線で最も新しい駅で、区画整理された街は景観の良さでも知られています。ショッピングセンターや大きな公園があるほか、学校や保育園も整っているので、ファミリー層にとっては住みやすい駅であるといえそうです。また、成田国際空港が発表する月別運用状況によると、2023年度の航空旅客数は前年度比171.9%と回復してきており、航空関係者の需要も反映されていることが推察されます。

2位の「本八幡」は市内最大規模の繁華街と住宅街を持つ駅で、JR総武線のほかに千葉県で都営地下鉄新宿線が唯一乗り入れています。総武線では錦糸町まで16分、秋葉原まで23分でアクセス可能。また都営新宿線では九段下まで26分、新宿まで30分でアクセスできます。また、県内有数の文教エリアとしても知られ、落ち着いた住環境はファミリー層にとって住みやすい街といえそうです。

ほかには、3位「本千葉」、8位「おゆみ野」といった、京成千葉にアクセスしやすい駅がランクインしています。


【埼玉県】相鉄・東急直通線との相互直通運転で利便性が向上した「埼玉高速鉄道」の駅が1位に
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1位は「新井宿」となりました。2023年3月に「相模鉄道新横浜線・東急電鉄新横浜線」が開業したことで、埼玉高速鉄道は日吉から先の新横浜まで乗り換え無しでアクセス可能となりました。こうした交通利便性の向上が大きく問合せ数を増やした要因と考えられます。埼玉高速鉄道からは新井宿から2駅隣りの「南鳩ヶ谷」も4位にランクインしています。

また、東武東上線も相互直通運転を開始し、新横浜に乗り換え無しでアクセスできるようになった路線のひとつです。東武東上線からは3位の「霞ヶ関」と10位の「新河岸」がランクインしています。どちらも川越の近隣駅で、霞ヶ関から2駅(5分)、新河岸からは1駅(2分)で川越に、都心方面では池袋に40分以内でアクセスできます。

ほかに、大宮付近では2位「中浦和」や8位「東宮原」がランクイン。交通利便性を確保しながらも、比較的家賃の抑えられる駅の人気が高まっているようです。また、9位「小手指」は西武池袋線の始発駅なので、池袋勤務の方にとっては嬉しい駅です。


LIFULL HOME'S総研 副所長/チーフアナリスト 中山登志朗(なかやまとしあき)のコメント
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ファミリー編では、コロナ後も継続する円安の影響で生活費全般のコストが上昇していることもあって、都心・周辺では「北参道」「北池袋」「馬込」など「穴場駅」が上位になりました。

穴場駅とは、1.広く駅名が知られていない、2.ターミナル駅・乗換駅から数駅以内の普通停車駅、3.駅周辺の生活利便性が高い、4.エリアによっては複数駅利用可能などの共通条件があり、駅のネームバリューが高くないので賃料が低めに設定されている割に利便性が高い“コスパ&タイパの良い駅”のことです。これらの駅周辺の賃貸物件は、近隣エリアよりもスポット的に賃料が低く設定されている物件もあるので、家賃相場と広さなどから条件検索すると、自分に合った穴場駅が見つかるかもしれません。

また、シングル編とは対照的に、交通利便性を最優先するのではなく、予算に見合った生活利便性と広さが確保できるエリアの物件を丁寧に検索していることがわかります。
神奈川県では「八丁畷」「弘明寺」「六浦」など京浜急行線沿線、千葉県では「公津の杜」「菅野」「おゆみ野」など京成線沿線、埼玉県でも「新井宿」「南鳩ヶ谷」「東宮原」など埼玉高速鉄道および埼玉新都市交通、といった家賃が比較的安価な路線の駅での問合せ数が大きく伸びています。いずれの路線も都心までダイレクトアクセスが可能であったり、他路線との相互乗り入れによって都心方面へのアクセスが良好ですが、ややローカル色のある庶民的な路線で、家賃相場も比較的安価に設定されている駅が多くあります。


調査概要
- 対象期間:2023年4月1日 ~ 2024年3月31日
- 集計方法:LIFULL HOME'Sに掲載されたファミリー向き賃貸物件の問合せ数を駅別に集計(一定以上の問合せ数がある駅を対象、物件数1,000件未満の駅は除く)※ファミリー向き:2DK、2LDK、3K、3DK、3LDK~
- 家賃相場:管理費を含む月額賃料の中央値(築40年以内、駅徒歩20分以内、専有面積15平方メートル 以上100平方メートル 未満)



LIFULL HOME'S について(URL:https://www.homes.co.jp/)
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