学校法人智香寺学園 正智深谷高等学校の生徒が参加
ケイアイスター不動産株式会社(本社/埼玉県本庄市、代表取締役社長/塙 圭二、以下「当社」)のケイアイチャレンジドアスリートチームは、学校法人智香寺学園正智深谷高等学校(所在/埼玉県深谷市、学校長/亀山 典幸、以下「正智深谷高等学校」)からご依頼を頂き、2024年6月1日(土)に花園農業者トレーニングセンター(所在/埼玉県深谷市)でパラスポーツ体験会(以下「体験会」)を開催しました。
正智深谷高等学校の生徒たちとケイアイチャレンジドアスリートチームのメンバー
今回の体験会は、ケイアイチャレンジドアスリートチームの中から当社所属の障がい者アスリート6名と同ディレクター兼女子デフフットサル監督1名の7名が参加し、正智深谷高等学校からは22名の生徒たちが参加しました。
体験会は、ケイアイチャレンジドアスリートチームの選手たちと競技を通じて交流することで、参加者のパラリンピックやデフリンピックに対する関心の向上や、障がいへの理解促進を目的に開催しました。実際に競技を体験することでそれぞれの競技の面白さや奥深さを感じてもらい、パラスポーツをより身近に感じ、興味を持ってもらうことを目指しています。
当日は参加生徒を2グループに分け、1.車いすバスケットボール、2.デフフットサルを体験してもらいました。今回の開催で、正智深谷高等学校での体験会は4回目となりました。
体験会の様子
【競技1.:車いすバスケットボール】
車いすバスケットボールのコートでは、ケイアイチャレンジドアスリートチームに所属する大嶋義昭(おおしま よしあき)選手と森 紀之(もり のりゆき)選手、橘 貴啓(たちばな たかひろ)選手が講師を務めました。参加生徒には、日常で使用する車いすと競技用車いすの違いや、車いすバスケットボールとバスケットボールのルールの違いなどの説明を行い、実際に競技用車いすに乗ってもらいドリブル練習やシュート練習、ゲーム、橘選手VS生徒全員での試合を体験していただきました。
慣れない競技用車いすに乗っての前進やボール運びでは、最初はなかなかうまくいかない生徒もいましたが、時間が経つにつれて慣れてくると上手に動いたりシュートを決めたりと、講師も驚く程の上達がみられました。
【競技2.:デフフットサル】
「デフ」とは英語で「deaf(聞こえない人、聞こえにくい人)」という意味で、ろう者(デフ)フットサルとは、聴覚障がい者のフットサルであり、競技中は補聴器を外すことが義務付けられていることから「音のないフットサル」の愛称で呼ばれています。ピッチ上ではアイコンタクトや手話でコミュニケーションをとっています。ルールは健常者と変わらず、唯一違うのは主審も旗を持っており、笛と旗で合図する点です。
デフフットサルのコートでは、ケイアイチャレンジドアスリートチームに所属する山本 典城(やまもと よしき)監督、川畑 菜奈(かわばた なな)選手と岩渕 亜依(いわぶち あい)選手、酒井 藍莉(さかい あいり)選手が講師を務めました。音のない中でどう工夫してコミュニケーションをとるかや、読唇術とジェスチャーを使った伝言ゲームを行いました。さらにデフフットサルとフットサルの違いを説明し、声出し禁止の中で耳栓をつけてのゲームを体験していただきました。
【ケイアイチャレンジドアスリートチーム 橘 貴啓選手コメント】
6月1日に花園農業者トレーニングセンターにて今回で4回目となる正智深谷高等学校の体験会を行ってきました。体験者22名を半分に分け2回、各グループ1時間くらいの体験でした。
車いすの特徴やルールの説明をした後に、実際に生徒さんに車いすに乗ってもらい基本的な車いすの操作、ドリブル、パス、シュートの練習、ミニゲームをやってもらいました。最初は恐る恐る車いすに乗っていた生徒さんでしたが、ミニゲームの時には楽しそうに走り回っていたのが印象的でした。
この体験会を機に少しでもパラスポーツに興味を持ってもらえたらなと思いました。
【ケイアイチャレンジドアスリートチーム 酒井 藍莉選手コメント】
正智深谷高等学校としては、1年ぶりの体験会でした。またこうやって体験会を実施させていただく機会をありがとうございました。
今回のデフパートは、耳が聞こえない方とのコミュニケーションをどうやってとるかを中心にして進めました。最初はちょっと反応が薄かったり、恥ずかしがっていたりとか、そういう様子が見られました。ただ、時間が進むにつれ、聞こえないわたしたちでもわかるような反応だったり、大きく身振りをしてくれたり、大きく話してくれたりなど工夫してくれて、この短い時間の中で少しでも、変化が見られて嬉しかったです。
また、この体験会を通して、次回聞こえない人と関わる時が来た時に、この体験会を思い出して、少しでもその方にとって良い行動がとれるヒントにしてくれたら良いなと思います。
短い時間でしたが、ありがとうございました。
今後について
今後もイベントや体験会などを通じてパラスポーツ、障がい者アスリートを通しパラスポーツの普及、障がいへの理解促進に繋がる取り組みや、地域と連携したスポーツ普及活動を実施してまいります。
■ ケイアイチャレンジドアスリートチームとは
「日本一挑戦するアスリートチーム」を理念として、障がいを乗り越えるだけでなく、さらなる高みを目指してチャレンジを続けるパラアスリート集団として、2019年4月に「ケイアイチャレンジドアスリートチーム」を発足しました。
現在は、9名が所属しており「デフフットサル」、「デフサッカー」、「ろう者柔道」、「車いすバスケットボール」、「車いすバドミントン」の各競技で活躍しています。
トップアスリートとして高いレベルのトレーニングと競技を続けながら、社内研修の講師や商品開発に携わるほか、イベントや体験会を通してパラスポーツ認知向上のための啓もう活動を積極的に行っています。これまで、埼玉県本庄市を中心に県内外の企業や自治体、教育機関などと連携した体験会やパラスポーツの冠大会を開催し、延べ1,500名以上の方々にパラスポーツを体験していただきました。
公式サイト:
https://www.athlete.ki-group.co.jp/■ ケイアイスター不動産株式会社とは
「豊かで楽しく快適なくらしの創造」を経営理念に、「すべての人に持ち家を」をビジョンに掲げ、『高品質、だけど低価格なデザイン住宅』を提供しています。仕入れから販売までを一気通貫で行うリアル×テクノロジーの基盤である「KEIAIプラットフォーム」を構築。テクノロジーの積極的な導入とコンパクト戸建住宅による独自のビジネスモデルによって、国内分譲住宅市場シェアの拡大を図ります。今後も不動産業界のDXを牽引するリーディングカンパニーとして、価値ある分譲住宅を提供していきます。
事業エリアは、首都圏を中心に全国各地で戸建分譲事業を展開。年間8,202棟(土地含む)を販売(※)しています。2024年3月期の売上高は2,830億円(※)。一般社団法人日本木造分譲住宅協会の立上げに参加し、国産木材の利用を促進するなどESGにも力を入れています。
(※グループ連結数値)
【会社概要】
社 名 ケイアイスター不動産株式会社(コード番号:3465 東証プライム市場)
代 表 代表取締役社長 塙 圭二
所在地 〒367-0035 埼玉県本庄市西富田762-1
資本金 4,816百万円(2024.4.1現在)
設 立 1990年11月
従業員数 2,790名(連結 / 2024.4.1現在)
U R L
https://ki-group.co.jp/事業内容 戸建分譲事業、注文住宅事業、総合不動産流通事業 ほか
【リリースURL】
https://ki-group.co.jp/wp/wp-content/uploads/2024/06/2024.06.28_syouchifukaya_taikenkai.pdf【報道関係者からのお問合せ先】
ケイアイスター不動産株式会社 広報室 広報課
TEL:03-5299-7575 FAX:03-5299-7562 E-mail:press@ki-group.co.jp
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