持続可能な社会の実現を目指し、ミサワホームグループの存在意義を明確化
○ 「住まいを通じて生涯のおつきあい」という精神を未来に向けて継承・進化させた新たな理念体系を策定
○ 企業を取り巻く環境の変化にともない、社会課題解決に寄与するグループの提供価値を整理し、未来像を掲げる
○ グループの存在意義を明確化し、各事業間の連携強化により、持続可能な社会の実現に貢献
「MISAWA PURPOSE ミサワホームグループで共有する存在意義」
ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 作尾徹也)は、ミサワホームグループの存在意義を明確化し、“HOME”をコアとする新たな理念体系MISAWAアイデンティティ 「パーパス」「ビジョン」「バリュー」を策定しましたので、お知らせいたします。
ミサワホームは、コーポレートスローガンである「住まいを通じて生涯のおつきあい」という精神のもと、半世紀以上にわたり、安全で安心な良質の住まいを提供し続けてきました。「単なる器としての『HOUSE』ではなく、ご家族の成長とともに、将来の暮らし方までトータルに考えられた住まい『HOME』を提供し続けたい。」この創立期からの思いを、未来に継承し、進化させるため、“HOME”をコアとする新たな理念体系を策定しました。
住宅市場は、戦後復興期の住宅不足により大量の住宅供給が求められた「量の時代」から、性能・品質が高く、快適な住まいが求められる「質の時代」へと変化し、近年では少子高齢化や世帯数の減少を背景とした空き家の増加が社会問題化するなど、市場を取り巻く社会背景は大きく変化しています。さらにカーボンニュートラルの実現、生物多様性への配慮や激甚化する自然災害への対応など、住まいに求められる役割はその重要性を増しています。ミサワホームではこれまで戸建住宅や賃貸住宅などの新築住宅を中心とした事業を進めてまいりましたが、このような社会背景の変化にともない、中期経営計画ではストック・まちづくり・海外・ウエルネスを加えた5つの事業を主軸に、ポートフォリオの多様化を進めています。
このたび、これらの事業を総合的に網羅したグループの未来像を明確に示し、社会課題解決に寄与する提供価値を整理し、新たな理念体系MISAWAアイデンティティとして、「パーパス」「ビジョン」「バリュー」を策定いたしました。企業の存在意義を示す「パーパス」を「“HOME”に満ちあふれた世界をデザインする」、企業の方向性を示す「ビジョン2030」を「“HOME”の可能性を追求し、新しいロールモデルをつくり続ける」とし、持続可能な社会の実現に寄与することを目指しています。社員一人ひとりが大切にすべき価値観・行動指針を「バリュー」とし、「想う」「創る」「挑む」「育む」の4つのキーワードで構成。事業活動や日々の仕事に「バリュー」の視点を加えることで、時代の変化に対応した新しい価値を生み出します。
今後は、今回策定した理念を軸に、各事業間の連携をさらに強化することでそれぞれの事業を骨太にする多層化を推進し、各事業の垣根を越えて複合的な提案の創出や、付加価値のある商品・サービスを創造するとともに、内外のパートナーとの共創を通じて、グループの総合力を集結し、人々の暮らしをあらゆる側面からサポートすることで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
「MISAWA PURPOSE ミサワホームグループで共有する存在意義」
■“HOME”の定義と込められた思い
“HOME”は、当社から提供される価値によりうまれる「心の拠りどころ」と定義しました。ミサワホームにとって”HOME“とは、住まいや暮らしを意味するホームの概念に留まらず、人生を豊かにしたり、楽しんだりする「心の拠りどころ」となるすべてのモノ・コト・場所を意味しています。社会が変化を続け、暮らしがますます多様化するいま、人やまちの数だけ違う
”HOME“が必要と考え、”HOME“を理念のコアとしています。
■MISAWAアイデンティティが目指すあるべき姿
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