【事故物件】住める?住めない?事故物件への本音を969人に大調査!

株式会社クランピーリアルエステート

2024年10月31日 16時47分

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不動産の情報提供メディア「イエコン」を運営している株式会社クランピーリアルエステート(本社:東京都中央区築地、代表取締役社長:大江 剛 / 寺田 真吾)は、全国の男女969人を対象に「事故物件」についてアンケート調査を実施いたしました。調査の結果、男性は73%、女性は92%が「事故物件に住むのに抵抗がある/やや抵抗がある」と答えました。ただ、家賃が安ければ気にしないといった意見や、きれいな部屋なら問題ないと答える人もいることがわかりました。

当記事における事故物件とは「自然死や不慮の事故死以外の死」や「特殊清掃が必要になる死」に関連する物件と定義します。
アンケート調査の中で、「死因が孤独死や自然死でも、特殊清掃が必要な物件なら事故物件に該当するとは知らなかった」「自然死や孤独死なら住んでもいいかも」という意見が意外にも多く寄せられました。

◆当調査の利用に関して
当調査のデータを引用・転載する場合には、記事内に必ず「出典:イエコン(株式会社クランピーリアルエステート)」と、URL(https://iekon.jp)をご記載いただきますよう、お願いいたします。

孤独死や自然災害死なら許せる人が多い傾向
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どの事故物件なら住めるかについては、以下の2点が多い傾向にありました。
- 自然災害死(特殊清掃済み)
- 孤独死(特殊清掃済み)

事件性のない不慮の死である、自然災害によるものや孤独死なら、たとえ事故物件でも許せる人が多いことがわかります。

「事故物件に住むのに抵抗ない」のは男女間で3倍以上の差も
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事故物件に対して「あまり抵抗がない/抵抗がない」と答えた人の割合は男性が26%、女性が8%でした。男女間での差は3倍以上に広がることがわかります。

「抵抗がない」と答えた方の主な理由
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事故物件に抵抗がない理由としては、「霊を信じていない」「部屋がきれいなら問題ない」「家賃が安いほうがいい」といった意見が目立ちました。

少数意見としては「人が死ぬなんて当たり前だから気にしない」「前にも住んでいたことがあるけど問題なかった」などのコメントもあります。

霊を信じていないから
- 霊とかそういった類のものは全く信じていなく、そんなことで値段が安くなるなら大歓迎なので。(50代男性)
- 霊的な物を見たことが無いし、霊的な噂話もあまり信じていないので。(50代男性)
- 幽霊を信じてないのと、虫やネズミに比べたら幽霊の方がマシだからです。(30代女性)

「信じていないものは怖くない」といったシンプルな意見が多く寄せられました。
確かに、霊の存在自体を信じていなければ、怖くはないかも知れません。

また、虫やネズミの方が怖いといった意見もあり「目に見えるものの方が怖い」と考える人がいるのもわかります。


部屋がキレイなら問題ないから
- 綺麗にリフォームされていれば問題ない(30代男性)
- 清掃済みであれば、普通の部屋と変わらないと思うので。(40代男性)
- 特殊清掃やリフォーム済みできれいにしてあるのなら、どんな状況だったか分からないから(40代女性)

事故物件は多くの場合、特殊清掃やリフォームで事故の痕跡がわからないようキレイにされています。

どのような状況で事故が起こったかは貸主や売主に詳しく聞かない限りわかりません。
そのため人が亡くなった状況や痕跡を連想させるものはなく、普通の部屋と変わらないと考える人が多いようです。

家賃が安いのが一番だから
- 事故物件とはいえ家賃が安いのであればその方が魅力的です。私自身霊的な物とかは信じないタイプなのもあります(50代女性)
- 家賃が安ければ嬉しいから(40代男性)
- なぜ相場よりも安いのかが納得できれば、あまり抵抗を感じることがないからです。(40代男性)

何よりも家賃の安さを重視する声もありました。

そもそも霊を信じていない人、とにかく安いほうが嬉しい人の他に、「なぜ安いのか」が納得できれば問題ないといった意見もあります。

「抵抗がある」と答えた方の主な理由
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抵抗がある理由には主に「祟りがありそう」「縁起が悪そう」「実際に霊感がある」といったものがありました。

祟りがありそうで怖い
- 事故で亡くなった方の怨念や祟りがありそうだと思ったからです。現実問題としてそのようなものがない事は分かっているのですが、要は気持ちの問題だと思います。(30代男性)
- 悪い物に影響されて、体調を崩したり精神的にダメージを受けてしまいそうだから。それが原因でなくても全てを結びつけて、囚われてしまいそうだから。(50代女性)
- 霊感は無いが、祟りが怖いから。あれこれと想像してしまって家でくつろげない気がするから。(40代女性)

霊感がなくても、事故で亡くなった人の祟りを恐れる人は多いようです。

また、不調や不幸が実際は祟りが原因ではなくても、精神的に囚われてしまいそうだという人も。
「祟りがあるかも」と常に気になっている状態では、家でくつろげないのも無理はありません。

縁起が悪そう
- 縁起的なものを考えてしまい、ニュートラルな精神状態で生活しにくいから。運が悪いだけで、どうしても余分な思考をしてしまうから。(40代男性)
- 不気味な感じがして縁起でもないと思う(70代男性)
- 事故物件は縁起が悪いので自身の運気も下がりそうな気がするから。(40代女性)

「祟りがありそう」と少し似ていますが、直接的な被害というよりも「運気」に影響しそうと考えている人が「縁起が悪いから」と答えているようです。

運の善し悪しは部屋のせいではないかも知れませんが、事故物件に住むことでニュートラルな精神状態が難しくなると考える人や、単純に「不気味」だと感じる人などがいました。

実際に霊感があるので落ち着かない
- 母も妹も霊感が強く、私も稀に見る事があるので気が休まらないから、嫌ですね(50代男性)
- 霊感があり霊がいると辺りが暗く見えるため、生活は無理だと思います。(40代女性)
- 霊感が強いので体調を崩したりしそうで怖いなと思いました。(30代女性)

霊感のある人が、霊を見てしまう可能性のある事故物件を避けるのは当然と言えるでしょう。

実際に部屋に霊がいるかどうかにかかわらず、「いるかもしれない」と思いながら住むのは気が休まりません。
生活するのは無理ときっぱり言い切る人や、体調を崩しそうと危惧する人もいます。

ズバリ!いくらなら住める?事故物件に求める家賃・価格
事故物件に住む場合、いくらなら住めるのかを賃貸を払うケースと家を購入するケース、それぞれについて調査しました。
賃貸は2万円未満に票が集中、安ければ安いほど良いとの結果に
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賃貸の場合は男女ともに「2万円以下」と答えた人が最も多いようです。
次いで「2~3万円」、「3~4万円」と安い順に多く票が集まりました。
持ち家の場合は男女間で差も
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/77799/12/77799-12-9c27645d90a208319b1867bae6adbd07-742x559.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


家を購入する場合(=持ち家)でも、一番安い「50万円未満」が1位です。
ただし、男性では、
- 50万円未満(28%)
- 100~500万円(25%)
- 500~1000万円(15%)
- 50~100万円(14%)

と、1位が一番安いものの、2位以下の順位を見ると安ければ安いほど良い、というわけではなさそうです。
隣の部屋が事故物件になったらどうする?
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賃貸物件に住んでいる場合、隣の部屋が事故物件になったらどうするかを聞いた質問では、「引っ越す」と答えた人が35%と一番多いものの「住み続ける」「家賃交渉をする」人も30%程度と、あまり大きな差はありませんでした。

男性で「引っ越す」を選択した人は25%
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/77799/12/77799-12-68a83e32d68856eae4e1f3e62ed869b0-742x554.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


男性のみを見ると「住み続ける」人が38%で「家賃交渉をする」人が35%と、迷わず引っ越す人は比較的少ない結果となりました。
あくまで隣の部屋のため、実害はないと考えてのことでしょうか。
女性は「引っ越す」が41%と一番多い結果に
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一方、女性の意見のみを見ると「引っ越す」を選んだ人が41%と、他の意見に10%以上の差をつけて一位となりました。
次いで「家賃交渉をする」が28%、「住み続ける」人は27%です。

事故の内容によって決めるといった意見も
また、「その他」と答えた方の中には、以下のような意見がありました。
- いったんはそのまま住み続けるが、なにか起きた場合は引っ越す(20代男性)
- 高齢者の孤独死ならば住み続けるが、自殺や殺人ならば引っ越す。(50代男性)
- 事故物件の内容による。殺人、自殺だったら引っ越す。(40代女性)
- その事故の内容や、その物件に対しての対応のされ方によると思います。その時になってみないと分からないというのが本音です。(40代女性)


一旦はそのまま住んでみて、何か事故の影響があれば引っ越すという人。
また、事故の内容によって決めるという人もいました。
自然死や事故死などなら許容できるが、殺人・自殺は無理だとの意見が多いようです。


◆当調査の利用に関して
1.当調査のデータを引用・転載する場合には、「出典:イエコン(株式会社Clamppy)」と、URL(https://iekon.jp)をご記載いただきますよう、お願いいたします。

【調査概要】
■調査名:事故物件の需要調査アンケート
■調査対象:全国の男女(計969名)
■調査方法:選択式・記述式のWEBアンケート
■有効回答人数:969名(回答率100%)
■調査期間:2024年9月14日~2024年9月28日

【会社概要】
社名:株式会社クランピーリアルエステート
本社所在地:東京都中央区築地2-10-6 Daiwa築地駅前ビル9階
代表者氏名:大江剛/寺田真吾
資本金:1億円
事業内容:共有名義不動産買取事業/訳あり相続不動産買取事業/不動産仲介事業(売買仲介)/不動産業者検索サイト「イエコン」の運営
会社ホームページ:https://c-realestate.jp
イエコン:https://iekon.jp/

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