家庭菜園やガーデニングに関する意識調査
株式会社AlbaLink(本社:東京都江東区、代表取締役:河田 憲二)は、家庭菜園やガーデニングをしている510人を対象に「家庭菜園やガーデニングに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキングにしました。
詳細は「高く売る不動産」にて公開。(
https://wakeari-hikaku.com/54004/ )
家庭菜園やガーデニングには、「植物の成長に癒される」「収穫が喜び」などのメリットがあります。一方で、家庭菜園やガーデニングを始めたことで困りごとができた人もいます。
そこで今回、株式会社AlbaLink(
https://albalink.co.jp/)が運営する高く売る不動産(
https://wakeari-hikaku.com/)は、家庭菜園やガーデニングをしている510人を対象に「家庭菜園やガーデニング」についてアンケート調査を実施しました。
【調査概要】
調査対象:家庭菜園やガーデニングをしている方
調査期間:2024年12月22日~2025年1月5日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:510人(女性340人/男性170人)
回答者の年代:10代 0.4%/20代 11.8%/30代 28.9%/40代 26.9%/50代 21.8%/60代以上 10.2%
【調査結果サマリー】
・家庭菜園やガーデニングを行っている場所1位は「自宅の庭」
・家庭菜園やガーデニングをする際の困りごと1位は「日当たりが悪い」
・家庭菜園やガーデニングをする際に重視するポイントは「育てやすい」
家庭菜園やガーデニングを行っている場所1位は「自宅の庭」
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家庭菜園やガーデニングをしている510人に「家庭菜園やガーデニングをどこで行っているか」を聞いたところ、最も多かったのは「自宅の庭(52.4%)」で、半数以上を占めました。
また最近では「ベランダ菜園」という言葉もあり、マンションやアパートのベランダにプランターなどを置いて植物を育てている人も多くなりました。
「庭とベランダ」「庭と室内」など、複数の場所に分けて植物を育てている人も。複数の場所に分ける理由としては、「庭にバッタが多いので、バッタに食べられやすい植物はベランダに移動」などがありました。全体的には、自宅から離れたところではなく、自宅で家庭菜園をしている人が多数派です。
一方貸し農園を使っている人や実家の庭や畑を使わせてもらっている人は少数派。貸し農園や実家の畑は広いスペースを確保しやすいですが、物理的に離れていると移動や物の持ち運びが大変で、手入れがおっくうになってしまう可能性があります。
家庭菜園やガーデニングをする際の困りごと1位は「日当たりが悪い」
[画像2:
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家庭菜園やガーデニングで困っていることの圧倒的1位は「日当たりが悪い(30.0%)」。2位「虫がつく(18.0%)」、3位「スペースが狭い(16.9%)」が続きます。大きく分けると「育てる場所の環境」「労力」「害虫・害獣」といった項目がランクインしています。
日当たりやスペース、土壌の質によって、育てられる植物は変わってきます。希望の植物が育てられない環境だとわかれば、困ってしまう人も多いでしょう。
また植物を育てていく中では「害虫・害獣への対応」「水やり」「肥料をまく」「間引きする」といった手入れも必要です。作業量が多く手に負えなかったり、もっている知識では対応できなかったりすると、困ってしまいます。
<1位 日当たりが悪い>
・日当たりが悪く、ハーブや花が元気に育ちにくいところ(30代 女性)
・出窓のスペースでやっているので、日の当たる時間が限られる(40代 男性)
・朝だけしか日が当たらないので、生育が遅い(60代以上 男性)
植物の生育に十分な日当たりが確保できないと、植物が枯れたり、根腐れしたり、生育が遅れてしまったりします。日当たりが良くない場所しか確保できないと、日陰でも育ちやすい植物を選ぶことになり、希望の植物を育てられないことも。
ベランダ菜園や室内で栽培しているときに感じやすい悩みですが、庭でも日当たりが良くないと感じている人はいました。庭に日が入らない理由は、「南側に建物がある」「裏庭で栽培している」「庭にある木で影ができる」などです。
<2位 虫がつく>
・夏場は虫が湧くため、近所の迷惑にならないように毎日お世話が必要なことです(30代 男性)
・川の近くに家があるので、夏は得体の知れない虫に葉っぱを食べられてダメになることがあります(30代 女性)
・虫です。どうしても芋虫やアブラムシがついてしまったり、花には蜂がきたりします。当たり前のことなのですが、蜂は危険もあり困ります(40代 女性)
植物があるところには、虫がやってきます。中には植物を食べてしまったり弱らせてしまったりする害虫もいて、植物を守るための手入れが欠かせません。
またマンションのベランダ菜園など隣家との距離が近いところの場合、虫が多くなると「近所迷惑」と言われてしまう可能性もあります。
<3位 スペースが狭い>
・スペースが狭いので、栽培するものが限られる(30代 女性)
・限られたスペースなので、少ししか収穫できない(50代 男性)
スペースが狭いと「大きく成長する植物は植えられない」「たくさん植えられないので、収穫量が少なくなる」といった状況になります。また狭いスペースが柵などで囲われていると、日陰ができやすくなる可能性も。
なお横の広さだけではなく、縦の深さによっても、栽培できる植物は変わってきます。根本的な解消法としては貸し農園の利用があるものの、物理的に距離が離れてしまうため、「通うのが面倒」などのデメリットが発生します。
<4位 手入れが大変>
・夏だと朝晩の水やりが欠かせないので大変です(40代 女性)
・雑草がたくさん生えるので、草刈りや草取りが大変。しかし除草剤は使いたくない(60代以上 男性)
植物を育てるにあたっては「水やり」「雑草取り」はもちろん、「害虫駆除」「間引き」「肥料をあげる」などの手入れがあります。とくに暑くなってくると水やりの頻度が増えたり、雑草が生い茂ったりして作業量が増加。
さらに暑い中で作業する必要があるので、体力的に大変だと感じることも増えます。広いスペースでたくさんの植物を育てている人ほど、手入れの手間は増えて大変です。
<5位 動物に荒らされる>
・鳥やコウモリがきて作物を食べられたり、糞をされたりする(30代 女性)
・野良ネコやハクビシンなどが野菜をかじったり、荒らしたりする(40代 女性)
・サルによる被害(60代以上 男性)
挙がった動物は、カラス、ネコ、サル、キツネ、シカ、イノシシなど。エリアによって対象になる動物は異なりますが、多くの人が動物の被害に悩んでいるとわかります。
植物を食べられたり、畑を荒らされたりするのも嫌ですが、残された糞の雑菌を気にしている人もいました。対策グッズとしては、ネット・フェンスやライトが売られています。
<6位 土作りが難しい>
・石が多い土壌なので、耕すのが大変(30代 女性)
・耕したり、土を良くするために肥料をまいたりすること(50代 女性)
・土壌が悪いので、その改良(60代以上 男性)
家庭菜園やガーデニングを行う場合は、植えたい植物に合わせた土が必要です。そのため地植えにする場合は、「土を耕す」「pHを調整する」「たい肥や肥料をまく」「土を殺菌する」といった作業を行います。
土の状態を知るところから始まり、時間がかかる作業でもあるので、大変だと感じている人が多いのでしょう。プランターや鉢で栽培する場合は、各野菜向け・花向けとして売られる土を利用すると手軽です。
<7位 近隣の目が気になる>
・庭をいじっていると隣人が覗きに来るのが嫌で、困っています(20代 女性)
・近隣住民の目。ガーデニングに詳しい人が近隣にたくさん住んでいるため、陰で何か言われているのではないかと思ってしまう(40代 女性)
・作業しているとき、隣人の視線があるので気まずい(60代以上 男性)
「隣家との垣根が低い」「交通量の多い道路に面している」などの理由で、近隣の目が気になる人も多くなりました。貸し農園の場合も、隣で作業している人の目が気になることがあるようです。
わざわざ覗き込んでくるような隣人に対しては、不快になるのも無理はありません。またアンケート回答からは、「自分の作業に自信がないと、他人の目が気になりやすい」という心理も伺えました。
家庭菜園やガーデニングをする際に重視するポイントは「育てやすい」
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「家庭菜園やガーデニングをする際に重視するポイント」を聞いたところ、ダントツは「育てやすい(39.4%)」でした。2位「収穫が楽しい(17.1%)」、3位「日当たりと植物の相性(16.5%)」、4位「コスパがいい(16.1%)」となっています。
「育てやすい」「収穫が楽しい」「日当たりと植物の相性」「コスパ」など、失敗しにくくて成果を見込めることがポイントだとわかります。プロではないこともあり、「手軽に楽しめること」が重要になるのですね。
<1位 育てやすい>
・初心者なので、育てるのが難しくないものを選ぶ(30代 女性)
・簡単に育ち、手間がかからない(40代 女性)
・頻繁に水やりする必要がない(50代 男性)
育てやすさの要素はいくつかあり、「水やりの頻度が少ない」「病気や害虫に強い」「温度変化に強い」などが挙げられます。育てやすい植物を選ぶことで、初心者でも「植物を枯らしてしまう」「病気や害虫への対応ができない」といった失敗を防ぎやすくなります。
具体的には、キュウリ、ミニトマト、バジル、ペチュニア、ガザニアなどが育てやすい植物です。
<2位 収穫が楽しい>
・育った果実や野菜を収穫する楽しさ(20代 男性)
・後日収穫が楽しめるものかどうか(40代 女性)
・収穫できたときの嬉しさが一番なので、自分の好きな野菜に挑戦しています(50代 女性)
自分で育てた野菜や果物を食べられるのは家庭菜園の大きな魅力で、収穫できる喜びや楽しさがあります。収穫できたときにより喜べるよう、自分の好きな野菜やよく料理に使う野菜を選んだ人もいました。
また「収穫の楽しさを子どもと一緒に味わいたい」という人もいて、家庭菜園を食育に活用しているご家庭もあることがわかります。
<3位 日当たりと植物の相性>
・日当たり条件が悪くても育つ植物を選ぶようにしています(30代 男性)
・日当たりが悪いので、シソなど日当たりが悪くても生育しやすいものを選んで栽培しています。本当はレタスやキャベツなどよく食べる野菜を栽培したいですが、スペースや日当たりの関係で難しいです(60代以上 男性)
栽培する場所を選ぶときには、日当たりのいい場所を優先的に選ぶ人が多数。一方日当たりの悪い場所しか使えない場合には、日陰が多くてもよく育つ植物を選んでいる人も多くいます。確保できる場所に合わせて植物を選ぶか、植物に合わせて適切な日当たりの場所を確保するかですね。
また軽い鉢やプランターを選んで移動させやすくすることで、季節や時間によって、より条件に合った場所に置きやすくしている人もいました。
<4位 コスパがいい>
・手頃な値段で買えるものを選びます(30代 女性)
・経済効果があるか(40代 男性)
・費用をあまりかけず、植物を育てること(50代 女性)
手頃な値段で野菜の種や苗を購入し、たくさん収穫できればコスパはよくなります。収穫した実の種からも栽培できれば、さらにコスパは高まりますね。
また花の場合も、多年草で長期間楽しめたり、株分けや挿し木で増やせたりすると、コスパがいいと考えられます。
<5位 狭いスペースでできる>
・物干しスペースを邪魔しない(30代 女性)
・他の庭木や草花とかぶらないコンパクトなサイズ(50代 男性)
・狭いスペースでも育てやすい品種を選ぶこと(60代以上 女性)
ベランダや玄関先などの限られたスペースで栽培する場合には、狭い場所で育てられる植物を選ぶことになります。たくさんのスペースを必要とする植物だと、狭い場所だと大きくなれないかもしれません。
また狭い場所で大きくなりすぎると、切り戻しなどの管理が大変になります。
<6位 見た目がいい>
・車が通る場所に面しているので、みんなが見て癒されるような色合いにしている(20代 女性)
・ガーデニングのお花は色合いを考えています(40代 女性)
・きれいな花が咲いたりして、観ているだけで癒し効果があること(50代 男性)
花や観葉植物を育てている場合には、見た目が気になります。見た目の良い庭や花壇にするには、花と葉の色合いのほか、各植物の高さや配置も重要です。
いつでも見た目の良い庭にするため、各植物が咲く季節や緑を保っていられる季節を考慮している人もいました。
<7位 虫がつきにくい>
・マンションなので、なるべく虫が寄らないような植物や土を選ぶ(20代 女性)
・虫が集まりにくい種類であること(30代 女性)
・虫が湧きにくい植物(40代 女性)
ベランダで植物を育てている人からの回答が多かった項目です。ベランダ菜園で虫が湧くと隣人への影響が気になりますし、ベランダから窓を通じて室内に侵入される可能性もあるからですね。
例えばキャベツなどはモンシロチョウの幼虫が好んで食べる野菜ですが、レタスや春菊などキク科の植物は青虫がつきにくいとされています。「周囲に虫が嫌うハーブを植える」「害虫ネットをかけておく」などの対策もできます。
まとめ
アンケートの結果、自宅の庭やベランダで家庭菜園やガーデニングを楽しんでいる人が多いとわかりました。
そのためスペースの狭さや日当たりの悪さに悩んでいる人が多数。克服する方法として、「プランターや鉢でも育てられる植物を選ぶ」「日陰になる時間が多くても育つ植物を選ぶ」といった工夫が寄せられています。
自宅の庭やベランダの環境に合っていて、病気や虫に強く育てやすい植物を選べば、初心者でも成功する可能性が高まります。
※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:
https://wakeari-hikaku.com/54004/高く売る不動産について
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会社概要
会社名:株式会社AlbaLink
代表者:代表取締役 河田 憲二
所在地:〒135-0047 東京都江東区富岡2-11-18 リードシー門前仲町ビル6F
設立:平成23年(2011年) 1月
資本金:2,400万円
URL:
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