災害復興住宅を速やかに着工できるプレキャスト板(PCa板)で作る新しい基礎工法を開発!

株式会社野田設計

2025年2月5日 17時48分

福山大学と野田設計による共同開発。従来工法より、1.工期が短縮、2.場所を選ばない、3.だれでも組立できる、4.大型ミキサー車や大型トラック不要 の建築基礎工法を開発!震災復興住宅を速やかな着工が可能に。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/156352/1/156352-1-01501375d3d30661343babdb174b998d-733x422.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
プレキャスト板(PCa板)を用いた住宅向け基礎工法で作った基礎

株式会社 野田設計 代表:野田光明(本社:福岡県柳川市)は、昨今高まりを見せている南海トラフ地震や各地で起こる自然災害などが想定される被災地への住宅復旧工事や災害復興住宅を速やかに着工するために、従来の基礎工法とは違ったプレキャスト板(PCa板)を用いた住宅向け基礎工法を開発した。
従来の木製型枠や鋼製型枠を大幅に削減でき、運搬等も簡単、環境に配慮
本製品は、あらかじめプレキャスト製法によって、人が簡単に持ち運びできる独自形状のPCa板を基礎の形状に応じて組み立てていくもの。被災地を想定して大型トラックや大型ミキサー車などが通行できない土地でも、ボランティアや地域住民の方が協力して基礎工事に取り掛かることができる。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/156352/1/156352-1-4da07f9576b2e037d446ff64a4eef7aa-2313x1636.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
プレキャスで作られたトコンクリート製品の一部
プレキャスト板を組み立てて作る基礎工法により、大型機械不要に!福山大学との共同開発によって様々な形状のプレキャスト板を使って、住宅基礎を手軽に施工できる製品を開発。
大型重機やミキサー車などが使えない環境で、効果を発揮する。








[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/156352/1/156352-1-2038e0dc555c0268d5e16572d13ea423-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
プレキャスト板(PCa板)を組み立てている写真


[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/156352/1/156352-1-9aff0d631e5e401c322769c807771aa9-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
鉄筋を入れる
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/156352/1/156352-1-4bc7723113c694c486796cf7e4dbf3f9-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
コンクリート打設(写真はプレパックドコンクリート打設)


[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/156352/1/156352-1-1fdc1bf9a6b94bf58f97592700051188-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
基礎が完成




[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/156352/1/156352-1-b37a3cc5428d657134e5eae0c237fb54-3456x2592.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
プレキャスト工法で基礎を作った小屋

「通常、仮設住宅は2年後に解体され、その住宅に避難された方は今後引越しを余儀なくされた生活を送ることになる。この様な災害に対して、仮設住宅は永久に使用できる災害住宅が求められる。今後、住宅部品の一部としてこのプレキャスト板(PCa板)を備蓄することで、地域社会、地域行政の災害対策の選択肢になれば有難い」と野田社長は言う。
■通常の基礎工法とプレキャスト工法(商品名:PC=BASE)の比較
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/156352/1/156352-1-420136ac6fa1eca44d8dc4a0ce016bd4-1230x744.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
従来の基礎工法とPC=BASEの優位性比較(時間)

[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/156352/1/156352-1-d3d6ad377ee57f1e7b3e93c67e213c0b-1054x326.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
従来の基礎工法とPC=BASEの優位性比較表


プレキャスト板を用いて、仮設住宅を永住住宅へ
地震大国である日本において東日本大震災、熊本地震、能登半島沖地震が、多くの市町村が抱える人口減少、少子高齢化等に伴う地方の過疎化進行の中で発生した。
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/156352/1/156352-1-4aa9717c003192611e4ce85552acb85f-720x480.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


多くの仮設住宅は基礎にコンクリートブロックなどを使用した仕様で画一的な供給であり、地域の気候風土や団地内の居住性及びコミュニティへの配慮もまだ十分ではなく、隣接する仮設住宅間で、音や振動を巡るトラブルが多い。また、法律上の仮設建築物(仮設住宅)では、被災者は震災直後の仮設住宅への入居、その後の本移転の2段階の移転を行う必要がある。そのことがコミュニティにも負荷がかかり、それぞれの段階において細心の配慮が必要となる。

そのような中で、野田設計は、これまでの仮設住宅のように居住者が心的不安を抱えたままの生活に対して、ハード面から居住環境に配慮が必要と考えた。また、そのことで再移転を考えることのない新設住宅や災害公営住宅にすることで、地域コミュニティに負荷をかけずに永続的に住み続ける住宅用基礎に着目した。今後、被災が想定される地域は、住宅部品の一部として基礎用プレキャスト板(PCa版)の備蓄化によって、震災時の相互扶助やボランティアによる地域コミュニティを機能させることが最終的に期待される。

[動画: https://www.youtube.com/watch?v=fF7D8HaXXCk ]

[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/156352/1/156352-1-1d8f42b16552650f77b1581dd01c3cc6-656x960.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
パンフレットも配布中       (以下アドレスからダウンロードも可)
野田設計ではプレキャスト板(PCa板)を使用した製品を商品化「PC=BASE」として販売する予定である。



d156352-1-de8784831a4985a7860363d0276d1e22.pdf
■ 今後の目標
野田設計は、本年度実用化を目指して2025年2月に情報提供開始、2026年度の本格量産を目指します。主に被災者用仮設住宅、自治体への備蓄、離島建造物などへの採用を目指します。

* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

※ 開発パートナー企業も募集中
野田設計では、実用化を加速するために、共同開発に向けたパートナー企業も募集している。

以 上

会社概要
株式会社 野田設計
代表:野田光明
<本社住所>福岡県柳川市大和町鷹ノ尾655番地 TEL 0944-76-5828 FAX 0944-76-1715

<勝田台事務所>〒276-0023 千葉県八千代市勝田台3-6-32 TEL/FAX 043-489-6014

公式URL:http://www.noda-sekkei.jp/about_us.html

PC=BASE
 公式URL:https://www.pc-base.net

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