東京23区、令和・平成・昭和築の賃貸物件動向を分析!|いえらぶ調べ

株式会社いえらぶGROUP

2025年2月6日 13時18分

~新築物件シングルタイプ平均賃料12万円超え、築年数・タイプ別で見る賃貸住宅市場の変化~

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8550/553/8550-553-d76a837a9cb3320f72b6ffad3c3d9eae-1200x630.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


不動産業界のDXに取り組む株式会社いえらぶGROUP(本社:東京都新宿区、代表取締役:岩名泰介、以下「いえらぶGROUP」)は、不動産業者間流通プラットフォーム「いえらぶBB」のデータをもとに、2023年12月と2024年12月の、東京23区における賃貸物件の市場動向を分析しました(※1)。
1.シングルタイプ物件、平成築物件の築6~10年が18.7%と最多!
2.シングルタイプ物件、渋谷区で昭和築が14.4%でトップ
3.カップル・ファミリータイプは築5年以内の令和築が最多に!特に築1年以内の物件は全体の25%以上という結果に

1.シングルタイプ物件、平成築物件の築6~10年が18.7%と最多!
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8550/553/8550-553-6c7f688aca273e34d9615847b866fe5f-1200x630.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


東京23区のシングルタイプ物件では、築6~10年の平成築物件が全体の18.7%を占め、最も多い割合となっています。続いて、築16~20年が17.4%と続いています。

一方で、築11~15年の物件数は少なく、この時期の新築供給が限定的だった背景にはリーマンショックの影響があると考えられます。

その後の築6~10年の物件数が再び増加している理由の一つとして、近年の経済回復や都市部での再開発が理由と考えられます。この年代の物件は最新の耐震基準や省エネ設計を備え、現代の生活スタイルに適した設備を持つことから入居者の支持を集めている可能性があります。
平均賃料も、物件数同様に高くなっています。新築プレミアムが落ち着いた後も、設備の新しさや管理状態の良さが維持されていることが一因と考えられます。
建築コストの上昇により、新築物件の供給が減少していることで、より築6~10年の物件の人気が高まっています。

2.シングルタイプ物件、23区では渋谷区の14.4%が昭和築
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東京23区のシングルタイプ物件では、昭和築と令和築の分布に大きな違いが見られます。築36年以上の昭和築では、渋谷区が14.4%と最も多く、続いて世田谷区が12.1%、杉並区が10.4%となっています。
令和築では、新宿区が22.8%と圧倒的な割合を示し、豊島区が11.8%、品川区が11.6%と続いています。

渋谷区の昭和築物件が多い背景には、1964年の東京オリンピック開催(※2)が影響していると考えられます。当時、主会場周辺での大規模な開発が進み、現在も築年数の長いマンションが多く残っています。また、「東京23区 築年数の長いマンション トップ10」(※3)から、渋谷区の物件が多くランクインしていることが分かります。

一方、新宿区では近年の再開発により、新宿駅周辺で商業施設やオフィスビルとともに新築マンションの供給が増加しています。このエリアは交通利便性が非常に高く、特に若年層やカップル世帯に支持されています。新しい生活スタイルに適した物件が充実していることが、令和築物件の人気の一因と考えられます。


3.カップル・ファミリータイプは築5年以内の令和築が最多に!特に築1年以内の物件は全体の25%以上という結果に
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8550/553/8550-553-6679c74f92ca0a793eacccdebfa43f71-1200x630.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


カップルやファミリー向け物件では、令和築の人気が急上昇しています。東京23区全体では、新築(築1年以内)の割合がカップル向けで27.9%、ファミリー向けで31.2%となっています。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8550/553/8550-553-12ccbe5d6360c98bd0f13faa49cc4cb0-1200x630.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


ファミリータイプの物件では、台東区(25.1%)、港区(14.0%)、世田谷区(13.3%)を中心に新築物件の供給が増加しています。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8550/553/8550-553-2e09a3cca680d912a7034b4d3a11784f-1200x630.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


平均賃料の動向を見てみると、台東区は昨年比で93.4%と減少した一方、港区は123.5%、世田谷区は115.5%と大幅に上昇しています。それにもかかわらず、多くの入居者が賃料が高めの令和築物件を選択していることが分かります。

東京23区で新しく建てられているファミリー向けの物件は、子育て世帯に配慮した設備や省エネ設計、広いリビングスペースが多くなっています。また、共用設備も充実していることが多く、家族全員で快適に暮らせる環境が整っています。利便性と住みやすさを兼ね備えた令和築の物件が、多くのファミリー層に支持されている理由と考えられます。



■調査概要
調査期間:2023年12月1日~2023年12月31日、2024年12月1日~2024年12月31日
調査機関:株式会社いえらぶGROUP
調査対象:「いえらぶBB」に掲載された賃貸集合住宅の物件データ
有効サンプル数:57.3万件
調査手法:「いえらぶBB」の掲載データよりランダムに抽出し集計

▽本リリースに関する問い合わせ
https://ielove-cloud.jp/news/entry-1050#mail

■「いえらぶBB」とは
「いえらぶBB」は賃貸管理会社と賃貸仲介会社をつなぐ無料の業者間流通プラットフォームです。賃貸仲介会社・賃貸管理会社それぞれの基幹システムとの連携により、物件流通から内見予約・申込み、保証審査から契約までを一気通貫でオンライン化できます。システム連携により、ワンクリックでの物件取込み・サイト掲載、リアルタイムでの物件確認が可能で業務効率化に貢献します。
サービスサイト:https://bb.ielove.jp/


■いえらぶGROUPについて
いえらぶGROUPは、「いい家選ぶ、いえらぶ。」のミッションステートメントをもとに、誰もが安心した住まい選びができる明日をつくります。
不動産業界向けのバーティカルSaaS「いえらぶCLOUD」「いえらぶBB」は全国25,000社以上で利用されており、利用企業のDXを推進しています。
また、グループ各社で「家賃保証」「ライフライン取次」「駐車場運営管理」「SNS・動画」「賃貸管理業務BPO」「AI間取り」など幅広い業務支援も事業展開中。
今後も業界への利益相反を重視し、不動産取引業には参入せず、誰もが安心して利用できる、公平な不動産プラットフォームを実現していきます。

会社名:株式会社いえらぶGROUP
代表者:代表取締役 岩名泰介
設立 :2008年1月
資本金:3,825万円
所在地:東京都新宿区西新宿 2-6-1 新宿住友ビル50階
コーポレートサイト:https://www.ielove-group.jp/
不動産事業者向けサービス紹介サイト:https://ielove-cloud.jp/
不動産ポータルサイト:https://www.ielove.co.jp/

※1 シングルタイプ:30平米未満、カップルタイプ:30平米以上50平米未満、ファミリータイプ:50平米以上70平米未満、大型ファミリータイプ:70平米以上の物件
※2 渋谷の開発が終わることはない!?戦前、戦後、いつの時代も渋谷はメタモルフォーゼし続ける ~Part2~|國學院大學メディア
https://www.kokugakuin.ac.jp/article/121654
※3 東京23区マンション 築年数が古い順トップ100を発表!【2017年版】|マンション売却の教室
https://mnavi.mixh.jp/research/t23-top100/


▼本リリースに関する取材のお問い合わせについては、以下のフォームからご連絡ください
https://www.ielove-group.jp/contact/
株式会社いえらぶGROUP 広報課
担当:小玉、秋吉
TEL:03-6911-3955 / FAX:03-6911-3956
メール:pr@ielove-group.jp




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