~2月10日は二(2)世帯住(10)宅の日~「二世帯住宅」発売から50年

旭化成ホームズ株式会社

2025年2月7日 16時48分

親子同居の価値は「協力」プラス「安心」へ

旭化成ホームズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川畑 文俊)のLONGLIFE総合研究所(所長:河合 慎一郎)※1は、1975年に二世帯住宅を発売して、今年で50周年を迎えたことを機に、「親子同居のくらしと意識」に関する調査を実施しましたので併せてお知らせします。また、二(2)世帯住(10)宅の日(2月10日)※2に向けて2月10日より全国の展示場にて二世帯住宅※3の相談をお伺いし、引き続き二世帯住宅の拡販を進めてまいります。
※1.関連リリース:https://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/press/20240528-01/index/
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73738/165/73738-165-250552b476c1749d184b71a67eb0526d-600x600.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


I.最新の調査から見える現在の親子同居の傾向
- 同居の理由の推移は社会背景と関係が深く、最新調査では「親の老後を考えて」同居する人が6割を超えた
- 同居により子世代・親世代ともに防犯面と健康面の両方に安心を感じ、50代以上の子世代は「協力」のメリット実感は下がる一方で、安心メリットは世代を問わず約8割が感じている
- 子世代の同居の理由として、新たに「自分や配偶者が育った土地に愛着があるから」の回答が34%あり、経済的メリットと同様に土地への愛着があることが分かった


II.「親子同居のくらしと意識」に関する調査結果の概要
1.同居の理由の推移は社会背景と関係が深く、最新調査では「親の老後を考えて」同居する人が6割を超えた
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73738/165/73738-165-b82b2a0a5f999e5baa080150f0726f27-1097x524.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
1979年から2024年の子世代の同居の理由の推移(上位5位)

親との同居理由について、1970年代は核家族化が進んでいたものの1979年の経済企画庁の調査では、同居している人は「長男だから」「当たり前のことだから」といった「同居は当然」の意識が高くありました。1994年は親の老後関連に関する回答のほか、土地の価格も高騰し「独自に家を持つことが困難」などの経済的理由が50%を占めました。2005年には、共働きが増加し待機児童問題などの社会環境の変化から、「家事・育児等で協力しあう」という理由が増加。2019年には親世代にあたる60代の就業率上昇に伴い親世代も忙しくなり始めました。一方で、短時間勤務制度の普及等から子世代が親世代に頼らず自立する傾向も強まった影響などもあり、「育児協力」の同居理由が2005年より15ポイント減少しました。さらに、2011年の東日本大震災をきっかけに、「何かあったときには助け合える」が防災の意味合いでも高くなったと見られます。そして、2024年には高齢単独世帯が増加したことで、「親世代の老後を考えて」「親世代だけでは不安」などの割合が高まりました。2025年には団塊の世代がすべて後期高齢者となり、超高齢社会が進行する中、親の介護やサポートがますます重要とされるようになり、子世代も親の安心・安全を考慮して同居を選択するケースが増加しています。社会の変化に応じて同居の理由は異なり、それぞれの家族の状況やニーズに合わせた選択が行われていることが分かりました。
2.同居により子世代・親世代ともに防犯面と健康面の両方に安心を感じ、50代以上の子世代は「協力」のメリット実感は下がる一方で、安心メリットは世代を問わず約8割が感じている
現在、同居している子世代は親世代のことを想う方も多く、「親世代が断熱性の高い家に住むことは健康上安心(95%)」「同じ建物にいて気配がわかって安心(85%)」「訪問販売等の不安減る(83%)」となりました。一方で親世代も「親世代が断熱性の高い家に住むことは健康上安心(97%)」「同じ建物にいて気配がわかって安心(89%)」「訪問販売等の不安減る(82%)」となっており、子世代・親世代ともに同居をすることで安心感を高く感じていることが分かりました。2024年には、匿名・流動型犯罪もニュースで大きく報じられ、一人暮らしの高齢者宅が多く狙われていることからも、同居により親子が一つ屋根の下に暮らすことが、精神的にも安心感をもたらすのではないかと思われます。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73738/165/73738-165-5df58687abb742686fae62fc47c5a6cd-1246x393.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
子世代・親世代の同居の実感:「安心」面

子世代の年齢別にみると、40代以下は「困ったときは子どもの世話をしてもらえる」や「親子同居していると時間の余裕が生まれる」など「協力」面でのメリットを感じている一方で、50代以上の子世代は子どもの年齢もあがることで「協力」面のメリットは減少しています。一方で、「安心」面は年齢問わず約8割以上が感じていることが分かりました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73738/165/73738-165-c72a3560884f7921f1c4a362362d3e07-2472x968.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
子世代の年代別に感じる 親子同居の実感:「協力」と「安心」

3.子世代の同居の理由として、新たに「自分や配偶者が育った土地に愛着があるから」の回答が34%あり、経済的メリットと同様に土地への愛着があることが分かった
2024年調査では子世代の同居の理由において、「自分や配偶者が育った土地に愛着があるから」が34%となり、「建設時の経済的負担が少ないから」の34%と同様の割合で「土地への愛着」を感じている子世代がいることがわかりました。子育て世代がマイホーム取得を検討する際には、子どもの教育環境も重要な要素となります。建設費などの経済的なメリットだけでなく、育った土地への愛着を感じて戻ってくる選択をする子世代は、祖父母や親との同居によって家族の絆が深まり、子どもたちの成長や教育に良い影響をもたらすことを期待しているのかもしれません。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73738/165/73738-165-99b34b5a669655b42a205d8c1541ff93-757x322.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
子世代の同居の理由(上位5位)

III.調査の概要
■調査時期:2024年10月3日(木)~14日(月)
■調査対象:現在、同居でヘーベルハウスにお住まいの方で、以下1.~2.のいずれかにあてはまる方。
キッチンの数が1つも含む。
1. 親世代回答:現在、既婚(離死別含む)のお子様と同居でお住まいの方
2. 子世代回答:現在、親御様と同居の方で、既婚(離死別含む)の方
■有効回答数:859年(子世帯回答:687件・親世代回答:172件)
IV.二世帯住宅のこれまでとこれから
当社は創業から3年後の1975年に初めて二世帯住宅を発売しました。当時は、親世代と子世代が生計を一にする大家族として「同居」する住まい方が主流でしたが、当社は世帯間の分離度・独立性を高め、「外階段の完全分離二世帯住宅」を開発しました。その後は、時代の変化に合わせて、二世帯住宅に住む人の続柄による違いに着目した「息子夫婦同居・娘夫婦同居二世帯住宅」や親子で育児協力をする「孫共育二世帯住宅」などを発売。50年にわたり、お客様の声を聴きながら親子の関係ついて考え続け、様々な商品やくらし方を提案してまいりました。人生100年時代を迎え、親と子が共に過ごす期間が長くなる中で、親子が良好な関係を築きながら暮らすことがますます重要なテーマになっています。LONGLIFE総合研究所では、これからも親子がより良い関係を築いて暮らしていけるよう、お客様の声を聴きながら、新たな商品やサービスの提案を目指してまいります。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73738/165/73738-165-3798baaece9b93555ace3ae8eb1e7630-893x475.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


LONGLIFE総合研究所サイト
https://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/kurashi/kenkyu/nisetai/index.html/
(現在は旧くらしノベーション研究所のサイトが開きます)

※2.【二世帯住宅の日】とは
親世帯・子世帯がよりよい住まい方について考えるきっかけになることを願い、当社は2015年に一般社団法人日本記念日協会より正式に認定を受け、2月10日を「二世帯住宅の日」と制定しました。
・関連リリース:https://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/press/20150205/index/

※3.【二世帯住宅】とは
「二世帯住宅」という言葉は、旭化成ホームズが1975年に発売した「二世帯住宅シリーズ」から生まれました。伝統的な親子同居に伴う嫁姑問題を背景に、核家族化の時代と共に親世帯・子世帯が空間を住み分ける住まいとして誕生しました。現在では、独立性の高い暮らしと自由を保ちつつ、上手に両世帯がサポートし合う現代ならではの二世帯住宅へと進化しています。

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