エージェント型不動産会社である株式会社バイヤーズスタイル(東京都板橋区、代表取締役:高橋正典)は、インターネット上で売買物件の現地内覧会を検索できるサービス「ココイコ!」
http://koko-iko.com/ をリリースした。住宅購入者が、自分の希望するエリアや価格を検索し、自由に現地へ出向き内覧ができるというもの。
◆サービス提供の背景
インターネットの普及により、不動産購入者の物件情報の入手方法は、それまでの紙媒体から大きく変化した。しかしながら「住宅取得に向けた情報源は何ですか?」という住宅金融支援機構(2014年度)の調査によれば、第1位「インターネット」54.9%に続き、第2位が「折り込みチラシ」42.9%。第3位「モデルルーム、住宅展示場」35.8%と、今でもアナログ的な手法において情報を入手している。
また、不動産営業の現場から見ると、住宅時購入者からの問い合わせは、インターネットからよりも、物件の現地へ直接訪れる顧客層の方が、成約率が高いという実態があり、現在も販売物件現場での内覧会やオープンルームへ誘導する手法が、とても有効な集客手段そして成約手段となっている。しかしながら、かつて有効な手法であった、新聞への折り込み広告という手法を考えたとき、新聞購読率が2015年において、2005年比約15%も低下している(一般社団法人日本新聞協会調べ)など、かつての方法の見直しの必要が迫られている。
また、新築分譲マンションのように、世帯数の多い物件では多額の広告費をかけ宣伝することは可能であるが、新築の一戸建て住宅や最近流通量が増加傾向にある中古住宅の販売においては、1棟或いは1室という単位での販売活動となり、そもそも新聞折り込み費用はコスト面から合わない。通常の新聞折り込み広告では、チラシの作成費用以外に、各家庭に折り込むための費用が1世帯あたり3円程度かかるため、仮に都市部において物件周辺の世帯数を網羅しようとした場合には、2万~3万世帯にもなり、それだけで10万円近いコストがかかる。
従って、不動産営業の現場では新聞折り込み費用ではコストが合わず、自分たちでポスティングを行うなどの方法でコストダウンを図った物件周知を行っている実態が存在する。これらを鑑みると、スマートフォンの普及などインターネットでの物件情報入手方法が主流となっている市場に、不動産会社のコスト低減をつなぎ合わせ、実際に物件を見学できる方法並びに選択手段の提供が求められていると思われる。
◆サービスの概要
インターネット現地販売会情報「ココイコ」では、住宅購入検討者に対するメリットと、不動産会社に対するメリットという双方に対してのメリットのあるサービスとして、以下のようなサイトを構築した。
「住宅購入検討者のメリット」
1.物件を探している地域を表示させ、マップ上にその週末に開催される「内覧会」や「オープンルーム」「オープンハウス」が一覧表記されている中から、希望地域の物件種別を選択できる。
2.マップ上に表記される物件情報には、「マンション」「一戸建て」の種別が一目わかるようになっており、カーソルをその物件上に移動することで価格等の基本情報がポップアップされる。
3.ポップアップされた物件をクリックすることで、その物件詳細画面を見ることができる。面積や建物の大きさ、間取り等に至るまでをその段階で知ることが可能となり、現場に出向いてからのミスマッチを未然に防ぐことが可能となる。
4.見学申し込みフォームへの入力も選択できるため、実際に検討したい場合には、それに見合った担当者とのアポイントを事前に確約できる。また、見に行った際に欲しい資料や要望なども予め伝えたうえでの見学が可能となる。
5.事前に内覧会を開催する不動産会社の情報を入手できる。
6.駅5分以内」「ペット可物件」といったセグメント情報で検索も可能であり、より精度の高い情報を基に実際の内覧ができる。
「不動産会社のメリット」
1.新聞折り込み広告に比較し、格段に安い広告費。
2.内覧会開催物件の購入層により近いターゲット顧客の来場比率が高まる。
3.社員によるポスティング時間のコストダウン、及びポスティング会社への外部委託の場合の費用を削減できる。
4.中古マンション1室からの広告が可能。
今後は、まず首都圏において物件登録会社(不動産会社)を集め、物件情報の量と質の充足を図ると共に、他地域への拡大を目指します。
尚、本事業については別法人として株式会社ココイコを設立、運営を行って参ります。
<本件に関するお問い合わせ>
株式会社バイヤーズスタイル ココイコ事業部 担当:志知(シチ)
〒173-0004 東京都板橋区板橋3丁目2番8号
TEL:03-5943-3360
Mail:info@buyers-style.jp
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