マンション価格が高いイメージの駅と、実際の相場にギャップあり?鉄道会社別ランキングTOP10を発表!

マンションマーケット

2016年8月17日 9時18分

日本最大級のマンション相場情報サイトを運営する、株式会社マンションマーケット(本社:東京都千代田区、代表取締役 吉田紘祐)は、自社が運営する住宅系ニュースサイト「マンションサプリ(※1)」にて、「マンションの価格が高そうなイメージのある駅」をアンケート調査し、実際の相場と比較して違いを検証しました。

今回の調査では、鉄道会社別に「マンションの価格が高そうなイメージのある駅」をアンケート調査し、トップ10でランク付けしました。そしてトップ10の駅ごとに相場を算出し、イメージと実際の価格にどれほど差があるのか検証しました。

*相場はマンションマーケット(※2)のデータを利用して算出し、平均平米単価で表示。
*対象物件は、駅徒歩10分圏内(800m)に存在する中古マンション。

◼︎調査概要
【調査実施期間】2016年8月5日~2016年8月8日
【調査対象者】男女
【調査方法】インターネット調査
【有効回答数】338人

◼︎アンケート結果概要


JR東日本の駅で、マンションの価格が高そうなイメージがある駅、第1位は「恵比寿」。平均平米単価が最も高い駅は「有楽町」。
東京地下鉄(東京メトロ)の駅で、マンションの価格が高そうなイメージがある駅、第1位は「銀座」。平均平米単価が最も高い駅は「広尾」。
東京都交通局(都営線)の駅で、マンションの価格が高そうなイメージがある駅、第1位は「六本木」。平均平米単価が最も高い駅は「麻布十番」。
京王電鉄の駅で、マンションの価格が高そうなイメージがある駅、平均平米単価が最も高い駅ともに第1位は「渋谷」。


◼︎調査結果

◆JR東日本




JR東日本の中で、マンションの価格が高そうなイメージを持つ駅ランキングの第1位は「恵比寿」、実際に相場が高いランキング第1位は「有楽町」という結果に。人気の恵比寿をおさえ相場ランキング第1位となった有楽町は、駅周辺に築浅マンションの割合が高く価格も高い傾向にあるためだと考えられます。

一方の恵比寿は、築古から築浅のマンションが混在しており、そのため価格の幅が広がりイメージランキングと相場ランキングの順位が逆転したと推測されます。
ランキングが逆転しているといえど、相場ランキングのトップ3に入る恵比寿。イメージランキングの結果と大きな差はないと言えるでしょう。


◆東京地下鉄(東京メトロ)




マンションの価格が高そうなイメージのある駅、第1位は「銀座」。たしかに銀座といえば世界的なブランドショップや名店が多く集まり、高級感あふれる駅のイメージがある方も多いのではないでしょうか。しかし、銀座が相場ランキングで上位でない背景には、銀座は他の駅周辺のマンションよりも築古のマンションの割合が高いためだと考えられます。

一方、相場ランキング第1位の「広尾」は各国の大使館や公園が多くあり高級住宅外も多いエリア。
通常、古いほど価格が落ちる傾向にある不動産ですが、広尾駅周辺のマンションは築古のマンションでも1平米あたりの価格が高い傾向にあるため、マンション価格をキープできているのではないかと思われます。広尾は六本木や青山、恵比寿なども徒歩10分ほどとアクセスも良好で納得の1位だと思いますが、イメージランキングを見る限り、あまり土地柄が広く認知されていないのかもしれません。


◆東京都交通局(都営線)




都営線では、マンションの価格が高そうなイメージのある駅のトップ5は全て港区の駅。イメージランキングと実際の相場ランキングで全体的に大きなズレはなく、港区の代表的な駅が並んでいる印象を受けます。

イメージランキング、相場ランキングともにトップ2を占めた「六本木」と「麻布十番」。どちらも価格の高いマンションだと、1平米あたりの価格が200万円を超えるものも駅周辺にいくつか存在しており、このような高額なマンションがあることで、全体の平均平米単価も引き上げられていると考えられます。


◆京王電鉄




京王井の頭沿線の駅がランキング上位にランクインしているのが特徴で、中でも唯一、東京23区外の駅「吉祥寺」がマンションの価格が高そうなイメージのある駅、ランキング第3位となっています。住みたい街ランキングでも根強い人気を誇る吉祥寺。相場ランキングでは「渋谷」とは20万円以上価格は落ちるものの、第7位にランクインしています。

イメージランキング、相場ランキングともに第1位となった「渋谷」。他線でもほとんどランクインしている、知名度・相場どちらも兼ね備えた駅だといえます。

◼︎まとめ
中古マンションの価格は様々な要因によって決定されます。市況に左右されるのはもちろんですが、築年数や立地などマンションによって価格は細かく異なっています。
なんとなく相場が高そうだと思っていた駅でも”意外と手の届く価格だった”ということもあるので、イメージだけでなく実際の相場をチェックしてみることは必要かもしれません。


※1「マンションサプリ」:http://mansion-market.com/sapuri/
相場や市場動向などの専門性の高いものから、これからマンションを購入しようとしている方にもわかりやすい知識系まで様々。マンションに住むにあたって、知っておくと便利な情報、住んでいるからこそ知りたい情報等を、あらゆる角度から総合的に配信しています。

※2「マンションマーケット」:https://mansion-market.com
マンションの売却を希望するユーザー(売主)を対象に、オンライン上で売却活動をサポートする、マンション売却仲介のネット不動産サービスです。ユーザーはサイト上で、自宅マンション(住戸)の査定価格を簡単に参照でき、また売却活動においては定額49.8万円(税抜き)のリーズナブルな仲介手数料で売却をすることができます。
運営するサイトでは、1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)を対象とする、約5万5千棟以上のマンションの相場価格(資産価値)を閲覧することが可能です。


◼︎法人概要
法人:株式会社マンションマーケット
設立:2014年5月
代表: 吉田 紘祐(代表取締役)免許証番号:東京都知事(1)第97824号
資本金 : 3億1931万円(資本準備金を含む)
株主:創業者、インキュベイトファンド他

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