"まれびとの家"が2020 年度グッドデザイン賞の「グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」を受賞

VUILD株式会社

2020年10月30日 18時47分

VUILD株式会社が設計・施工をした「まれびとの家」が、このたび 2020 年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本 デザイン振興会)において「グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」を受賞しました。






「まれびとの家」は地域の伝統構法である合掌造りを、現代のデジタル技術でアップデートすることを試みた建築物で、かつての合掌造りのような「地域住人が参加して建てる建築 」の再現を目指し、子供でも持てる小さくて軽い部品による構法を考案しました。また同時に、敷地周辺の未活用の木材を伐採する所から着手することで、「ほぼゼロ円の土地にほぼゼロ円の材料で」建築することも試みた結果、全く新しい建築のあり方を示す意欲作として審査員から高く評価されたことが、今回の受賞につながりました。
VUILDでは、今後も誰もがものづくりの領域に携わり自分の力で作ることが出来る世界を実現していきます。

【審査委員からの評価(二次審査)】
全く新しい建築のあり方を示す意欲作。デジタルファブリケーションによって作り上げられた新しい合掌作りの宿泊施設。地場の森林から木材調達し、パーツに切り出し、現地に運び、巨大プラモデルのように数名の手によって組み立てるという工程全てを半径10km県内で循環させ“マイクロ6次産業化“を実現している。できた宿泊施設は共同保有型、施工費の一部はクラウドファンディングで集めるなど、従来の建築の成り立ち方が、プロジェクトの立ち上がり方から資金の仕組み、そして製造工程に至るまで全てが新しい。さらにデジタルファブリケーションによりデータさえ渡せば量産が可能である。今までの建築の有り様を全く変えてしまう試みはこれからの建築の未来を想像させる。

名称:まれびとの家
URL:https://architects.vuild.co.jp/works/house-for-marebito/
宿泊予約サイト:https://marebitonoie.studio.site/
概要:デジタルファブリケーション技術を用いて、木材調達から加工・建設までを半径10km圏内で完結させた本作品は、林業の衰退と限界集落化の課題に挑んでいる。人口約600人の村に地場の木材を活用し「共同保有型の」宿泊施設を作ることで、人々が親戚を訪れるように継続的に山村を行き来するような「観光以上移住未満」の暮らしを提案する。
デザイナー:VUILD株式会社 秋吉浩気、黒部駿人、高野和哉、小川幸起、加藤花子(設計)+yasuhirokaneda STRUCTURE 金田泰裕(構造)+DE.Lab(環境)








【VUILD株式会社】
代表者:秋吉浩気(代表取締役)
創業:2017年11月21日
本社:神奈川県川崎市川崎区日進町3-4 unico1F-A
事業内容:建築設計、木製品開発及び製造、CNCルーターの販売、デジタル人材育成、事業開発支援、ITサービス開発
URL:https://vuild.co.jp/
note:https://note.com/vuild

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