これからの住まいと暮らしを考えるセミナー in日生百合ヶ丘
小田急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区 社長:金子 一郎)と株式会社小田急ハウジング(本社:東京都渋谷区 社長:菅原 康洋)では、川崎市と連携し、空き家の発生抑制を目的に、川崎市麻生区の日生百合ヶ丘団地会館において、出張型セミナー「これからの住まいと暮らしを考えるセミナーin日生百合ヶ丘」を3月21日(日)に開催いたします。
なお、本取組は、小田急グループ、神奈川県信用農業協同組合連合会、川崎市で構成する小田急沿線既存住宅流通促進協議会(以下、「協議会」といいます。)が推進する川崎市麻生区・多摩区の空き家・住宅ストックの利活用に向けた活動の一環として行うものです。
当日は、日生百合ヶ丘自治会エリア(約400世帯)を対象として、空き家の発生原因の一つである高齢期のモノの整理や相続問題に対し、「生前整理 超入門編」「我が家を空家にしないための相続対策」セミナーを出張形式で開催します。また、地域内に空き家を所有する方向けのオンライン参加も可能とし、「住まいに関するアンケート調査」で地域内の住生活ニーズを把握します。
川崎市内の空き家率は約9.5%(※)であり、全国21大都市の中では2番目に低いものの、麻生区・多摩区のある市北部エリアの鉄道沿線から離れた戸建住宅地では、地形の高低差が大きいことに加え、開発に合わせて同一時期に同年代の居住者が増加したことから、今後、建物の経年に併せて高齢化が進み、空き家の増加が懸念されています。
協議会では、今後も、地域の実情に合わせた空き家・住宅ストックの利活用を提案し、地域課題の解決に貢献していきます。
※ 平成30年住宅・土地統計調査結果より
本取組の概要は下記のとおりです。
記
1 実施概要
(1)目的
戸建住宅地における空き家の発生抑制および利活用に関する啓発
(2)対象 日生百合ヶ丘自治会エリア 約400世帯
(住所:川崎市麻生区王禅寺西3・4丁目、王禅寺東2・4丁目)
(3)開催日時 2021年3月21日(日)10:00~12:00
(4)開催場所 川崎市麻生区王禅寺西3丁目3-19 日生百合ヶ丘団地会館
(交通:小田急線「新百合ヶ丘駅」南口より徒歩約16分)
(5)定員 会場16名、オンライン参加10名
(6)主催 小田急不動産株式会社、株式会社小田急ハウジング、川崎市
(7)セミナー 1.名称 これからの住まいと暮らしを考えるセミナーin日生百合ヶ丘
2.構成 第1部「生前整理 超入門編」
村上 充恵 氏(生前整理アドバイザー認定指導員/ル・リアン横浜代表)
第2部「我が家を空家にしないための相続対策」
梨子本 靖 氏(司法書士/司法書士梨子本綜合法務事務所代表)
2 住まいに関するアンケート調査
(1)目的 大規模な戸建住宅地における住生活ニーズの把握
(2)調査概要 1.メンテナンス・リフォームの実施状況
2.現在の住まいの継続居住意向
3.新型コロナウイルス感染症の流行に伴う住まいへの意識変化
3 (参考)小田急沿線既存住宅流通促進協議会について
(1)設立日 2017年6月28日
(2)構成員 小田急不動産株式会社、株式会社小田急ハウジング、小田急電鉄株式会社
神奈川県信用農業協同組合連合会、川崎市
以上
【参考】協議会のこれまでの取組について
■ (仮称)あんしんストック住宅の試行開始
協議会では、国土交通省の所管する令和2年度「住宅ストック維持・向上促進事業」における提案事業として、2020年11月から「(仮称)あんしんストック住宅」の第1号物件の試行を開始しました。
https://www.odakyu-fudosan.co.jp/corporate/news/pdf/2020/news201105.pdf■ 「これからの暮らしと家のことを考えるための冊子」
川崎市では、2020年3月、戸建住宅を所有する高齢者世帯を対象として、住宅資産の活用、リフォームによるメリット等について普及啓発する冊子を作成しました。
協議会では、2020年11月より、本冊子に「(仮称)あんしんストック住宅」の仕組みを掲載し、普及啓発する活動を進めています。
https://www.city.kawasaki.jp/500/page/0000116523.html■ 鉄道駅構内「住まいと暮らしの情報スポット」の開設
小田急不動産・小田急電鉄・川崎市では、2018年3月から2020年3月までの期間、小田急線新百合ヶ丘駅構内において、それぞれの住生活情報を一元的に提供する実証実験を行いました。
https://www.odakyu-fudosan.co.jp/corporate/news/pdf/2018/news180308.pdf 以上
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