災害時に出動するコンテナホテル「HOTEL R9 The Yard 宇城」が2022年7月開業予定

株式会社デベロップ

2022年1月21日 12時00分

株式会社デベロップ(本社:千葉県市川市、代表取締役:岡村 健史、以下「デベロップ」)は、熊本県宇城市に2022年7月コンテナホテル「HOTEL R9 The Yard 宇城」を開業します。当ホテルの開業により「ホテル アールナイン ザ ヤード」シリーズは45店舗、「R9 Hotels Group」としては54店舗となります。


HOTEL R9 The Yard シリーズ 外観(画像は八代店)

【ホテル開業の背景】
今回新たに開業する「HOTEL R9 The Yard 宇城」が所在する宇城市は、熊本県の中央部に位置します。同市は西部に天草諸島の玄関口として栄え、世界遺産にも認定される「三角港」や宇土半島南部の「戸馳島」を有します。また、東部は宮崎県への結束点という地理的条件に恵まれます。三角港では、輸入品目の大半を食料品が占めていることから、同市内には食料品工場をはじめとする工場集積地が多数広がり、人の往来や物流が盛んな地域です。
当ホテルは、国道3号線沿いに位置し、九州地方を南北につなぐ九州縦貫自動車道「松橋IC」より程近いため、県内外からのアクセスが容易です。車で10分程の距離には工業団地が集積するなど、ビジネス・観光など幅広いシーンでの活躍が期待できます。
有事の際のレスキューホテル出動拠点は、当ホテルを含め熊本県内で2店舗体制となります。平時はビジネスホテルとして、有事は災害の避難所提供等としての役割を担い、当地域の安心安全なまちづくりに貢献します。


【HOTEL R9 The Yard 宇城 施設情報】
施設名: HOTEL R9 The Yard 宇城
(ホテル アールナイン ザ ヤード ウキ)
施設場所 : 熊本県宇城市松橋町竹崎1321
敷地面積 : 2,756m2(833坪)
オープン日 : 2022年7月予定
予約受付開始日: 2022年6月予定
ホームページ : https://hotel-r9.jp/hotels/uki/

<客室名、定員、室数、広さおよび料金>
ダブルルーム 2名/29室(13m2) 1名 5,000円/泊~ 2名 7,000円/泊~
ツインルーム 2名/5室(13m2) 1名 5,000円/泊~ 2名 8,000円/泊~


【災害時には避難所等になるフェーズフリーのホテルで備えない防災を】
デベロップが運営する「ホテル アールナイン ザ ヤード」シリーズは、斬新な外観と上質な空間を持ち合わせたコンテナホテルです。
建築用コンテナモジュール1棟を1室に利用した独立客室は、隣室と壁を接しないため静粛性とプライバシー性に優れます。13m2の室内には、良質なベッド、ゆったり使用できるユニットバス、冷凍冷蔵庫、電子レンジ、加湿空気清浄機を備え、上質な宿泊空間を提供します。そのため長期滞在でも快適に過ごせるとお客様の好評を得て、全国に45店舗1,509室を展開しています(開業準備中の店舗を含みます)。
また、有事の際には客室をすみやかに被災地へ移設し避難施設等にご利用いただく「レスキューホテル」としての役割を担うことで、災害に強い社会をつくり、未来の命や暮らしを守ることを目指します。尚「動くホテル」「レスキューホテル」その他の関連標章※は、各々、末尾のとおり、商標登録をしております。

ホテル アールナイン ザ ヤード シリーズ ブランドページ: https://hotel-r9.jp/brands/theyard/
レスキューホテル ウェブサイト: https://www.dvlp.jp/lp/rescue_hotel


客室(ダブルルーム)

客室(ユニットバス)

【東日本大震災の経験をもとに実現。レスキューホテル誕生の経緯】
2011年の東日本大震災では、コンテナ型備蓄倉庫や復興従事者用宿泊施設の建設などで震災後間もなく現地に入りました。被災地の方が多くの避難所で生活に大きな負担を強いられている状況を目の当たりにし、発災後に安心安全なプライベート空間を迅速かつ簡便に提供したいという想いで誕生したものがレスキューホテルです。
動くホテルの1例目として、宮城県石巻市で復興従事者用宿泊施設として利用されたコンテナを栃木県佐野市に移設し2017年10月「HOTEL R9 SANOFUJIOKA」としてリニューアルオープン。
その後、更なる移設性を高めるべく1棟1客室型に改良、2018年12月「ホテル アールナイン ザ ヤード」シリーズ1号店が栃木県真岡市にオープンしたことを皮切りに本シリーズを全国各地へ展開。全国どこへでもすみやかにレスキューホテルが駆けつける体制づくりを目指します。


【レスキューホテル出動実績】
2020年4月に長崎クルーズ船内における新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてレスキューホテル初の有事出動を行いました。その後、東京都三鷹市および東京都千代田区、都内民間病院へPCR検査体制強化のために出動。空調を完備した客室は、季節や天候等に関係なく診療活動を行うことができ、医療従事者の負担軽減のために利用されました。
2021年12月に栃木県より要請を受け、新型コロナ第6波及びオミクロン株の感染拡大対応の臨時医療施設として100台強のレスキューホテルを出動しました。地域医療に貢献するなど有事インフラとしてのコンテナ活用が官民ともに活発化しています。


■レスキューホテルは「日常時」と「非常時」のどちらにおいても役に立つ商品として「フェーズフリー認証」を取得しています。


■災害時の備えを全国へ展開し、強靭なまちづくりに貢献~SDGsの取り組み~
レスキューホテルは、「SDGs事業認定」を取得しています。災害時の備えとして自治体との協定締結の輪を広げ、各自治体の都市機能の持続管理の強化を推進し、強靭なまちづくりの開発を通して、持続可能な開発目標の達成に貢献します。


【運営会社】
会社名 : 株式会社デベロップ
代表者 : 代表取締役 岡村 健史
所在地 : 千葉県市川市市川一丁目4番10号
設立: 2007年2月
事業内容 : 建築・不動産事業、エネルギー事業、ホテル事業、
施設管理事業、資産運用代行事業
ホームページ: https://develop-group.jp

※「レスキューホテル The Yard(商標 第6240114号)」、「災害支援型レスキューホテル(商標 第6394774号)」、「医療従事者支援型レスキューホテル(商標 第6394775号)」その他「レスキューホテル」の語を用いた商標、並びに「動くホテル The Yard(商標 第6240108号)」その他「動くホテル」を用いた商標は、当社の登録商標です。


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プレスリリース提供元:@Press

2022年1月21日 12時00分

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