日銀新総裁就任で金利はどうなる?「LIFULL HOME'S」が住宅購入検討者に『住宅ローンに関する意識調査』を緊急実施

株式会社LIFULL

2023年4月4日 12時47分

「住宅ローンが払いきれるかどうか不安がある」人は約96%「固定金利」の利用予定者が「変動金利」を上回る結果に。

事業を通して社会課題解決に取り組む、株式会社LIFULL(ライフル)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井上高志、東証プライム:2120、以下「LIFULL」)が運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」は、10年ぶりの日本銀行総裁の交代人事に際し、3年以内に住宅を購入する予定のあるユーザーを対象におこなった『住宅ローンに関する意識調査』を発表します。



2013年から10年以上にわたり日本銀行の総裁を務めた黒田東彦氏が退任し、4月から植田和男氏が新しい日本銀行総裁に就任。これにより今後の金利動向に大きな注目が集まっています。そして、住宅購入予定者にとって気になるのが住宅ローン金利です。そこでこの度、「LIFULL HOME'S」は、3年以内に住宅を購入する予定のあるユーザー656名を対象に『住宅ローンに関する意識調査』を実施。この結果を踏まえて、住宅市況の分析を行うLIFULL HOME'S総研チーフアナリストの中山登志朗の見解とあわせてまとめています。



住宅購入に際し、重要なのは「住宅ローン減税」と「金利」の物件価格以外に掛かるお金の影響が1位と2位!

「住宅購入についての考え(複数回答可)」を聞いたところ、もっとも多かったのが「住宅ローン減税率が変わらないうちに買いたい」(47.7%)で、次いで「金利が上がる前に買いたい」(46.5%)となりました。この2つの回答は、ともに45%を超えており、物件価格以外で総支払額に大きな影響をあたえる「減税」と「金利」が購入の意向を左右する重要なポイントになっているようです。









住宅購入時に、住宅ローンを利用する予定の人は約85%。そのうち、住宅ローンが払いきれるかどうか不安がある人はなんと約96%も。

「住宅を購入するとしたら住宅ローンを利用するか?」という質問では、約85%が「すると思う」と回答しました。そのうち、「住宅ローンが払いきれるかどうか不安はあるか?」という質問に、68.5%が「大いに不安がある」、28.0%が「やや不安がある」と回答し、96%もの人が多少なりとも不安を抱いていることが明らかとなりました。












住宅ローンは、「変動金利を利用予定」の人がわずか23.3%。対する「固定金利」は67.9%
変動金利を選ぶ実質金利の上限は「1%」が37.7%と最多。

「住宅ローンは“変動金利”と“固定金利”のどちらを選ぶか?」という質問に対し、「変動金利」と回答した人は23.3%に留まりました。一方で「固定金利」と回答した人は67.9%となりました。これまでは、異次元緩和により金利が低い水準であった変動金利が人気でしたが、ここにきて固定金利を予定している人が増加してきています。また、変動金利を選ぶ予定の人に、「実質金利が何%まで“変動金利”を選ぶか?」を聞いたところ、「1%まで」と答えた人が37.7%と最多となりました。










(※1):サプライチェーン
商品や製品が消費者の手元に届くまでの、調達、製造、在庫管理、配送、販売、消費といった一連の流れ。
(※2):先高観
株価や商品の値段が将来高くなる見込みであること。

<参考:35年で300万円以上の差が出る可能性も>






住宅の「買い時」は実は2種類ある!

足元の住宅市況は、物件価格の上昇基調が続き、住宅ローン金利の先高観も手伝って住宅購入になかなか踏み切れない状況にありますが、それでも住宅の購入意欲には底堅いものがあります。実は住宅購入のタイミング=「買い時」には2種類あって、1つは「客観的な買い時」、つまり住宅価格が安定しているとか金利が低くて住宅ローンが組みやすいとか、住宅ローン減税の制度が充実していてお買い得感があるなどの市況全般から判断する買い時、もう1つは「主観的な買い時」、つまり頭金の準備が目標額に達したとか、住宅購入のための贈与が受けられるとか、転職のタイミングで転職前に住宅ローンを組みたいなどの個人的なタイミングの到来による買い時です。
現状では、特に新築物件の価格が高騰しており、住宅ローン金利の先高観が強まることで「客観的な買い時」が終わりに近づいているとの印象がユーザーにあり、市況の先行きに関する不透明感も手伝って、なるべく早く買わないと買えなくなるのではとの不安が拡がっていることがアンケート調査によって明らかになりました。
なお、金利の先高観が強まると住宅価格は頭打ちになります。中古物件では既にその兆しも表れていることもあって、今後の市場価格の推移にはエリアごとに一層の注意が必要な状況です。

LIFULL HOME'S総研 副所長/チーフアナリスト 中山登志朗(なかやまとしあき)



出版社を経て、1998年から不動産調査会社にて不動産マーケット分析、知見提供業務を担当。2014年9月にHOME'S総研副所長に就任。不動産市況分析の専門家としてテレビ、新聞、雑誌、ウェブサイトなどメディアへのコメント提供、寄稿、出演を行うほか、年間多数の不動産市況セミナーで講演。国土交通省、経済産業省、東京都ほかの審議会委員などを歴任。(一社)安心ストック住宅推進協会理事。

【調査概要】
期間:2023年3月10日 ~ 2023年3月13日
調査対象者:全国/3年以内に住宅購入の予定がある人
調査方法:インターネット調査
有効回答数:656人



LIFULL HOME'S について(URL:https://www.homes.co.jp/




LIFULL HOME'Sは、「叶えたい!が見えてくる。」をコンセプトに掲げる不動産・住宅情報サービスです。
賃貸、一戸建て・マンションの購入、注文住宅から住まいの売却まで。
物件や住まい探しに役立つ情報を、一人ひとりに寄り添い最適な形で提供することで、本当に叶えたい希望に気づき、新たな暮らしの可能性を広げるお手伝いをします。

日本最大級の不動産・住宅情報サービス【LIFULL HOME'S(ライフル ホームズ)】
https://www.homes.co.jp/
賃貸のお部屋探し・賃貸住宅情報なら【LIFULL HOME'S】
https://www.homes.co.jp/chintai/
マンションの購入・物件情報の検索なら【LIFULL HOME'S】
https://www.homes.co.jp/mansion/
一戸建て[一軒家]の購入・物件情報の検索なら【LIFULL HOME'S】
https://www.homes.co.jp/kodate/
注文住宅の施工会社・住宅カタログを探すなら【LIFULL HOME'S 注文住宅】
https://www.homes.co.jp/iezukuri/
不動産売却にはまず査定の依頼から【LIFULL HOME'S 不動産査定】
https://www.homes.co.jp/satei/
マンション売却の一括査定なら【LIFULL HOME'S マンション売却】
https://lifullhomes-satei.jp/
不動産投資・収益物件を検索するなら【LIFULL HOME'S 不動産投資】
https://toushi.homes.co.jp/
理想の住まい選び・家づくりをアドバイザーに無料相談【LIFULL HOME'S 住まいの窓口】
https://counter.homes.co.jp/



株式会社LIFULLについて (東証プライム:2120、URL:https://lifull.com/

LIFULLは「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、個人が抱える課題から、その先にある世の中の課題まで、安心と喜びをさまたげる社会課題を、事業を通して解決していくことを目指すソーシャルエンタープライズです。
現在はグループとして世界63ヶ国でサービスを提供しており、不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」をはじめ、空き家の再生を軸とした「LIFULL 地方創生」、シニアの暮らしに寄り添う「LIFULL 介護」など、この世界の一人ひとりの暮らし・人生が安心と喜びで満たされる社会の実現を目指し、さまざまな領域に事業拡大しています。

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

2023年4月4日 12時47分

NEW

日本経済新聞が定める「プラチナ企業TOP100」に ファーストロジック...



上場企業約2300社を対象にしたランキングで「83位」に選出

本リリースのポイント
...

  • Daily
  • Weekly

アーカイブarchive

もっと見る

タグtag

もっと見る

いえらぶニュースは不動産・住宅関連の最新情報を毎日お伝えするニュースサイトです。

いえらぶニュースは不動産・住宅に関する企業や団体などのプレスリリース(報道機関向けに発表される資料)を原文のまま掲載するサイトです。住まいや暮らしに関する最新情報から不動産業界を取り巻く社会・経済動向を可視化することで、住宅産業のトレンドを捉えていきます。住まい探しをしているユーザーだけでなく不動産管理会社や仲介会社、オーナー、デベロッパー、不動産ファンド、不動産投資顧問、ゼネコン、建築会社など不動産に関わる全ての方にご欄いただける内容になっています。一人でも多くのユーザーが満足する住まいを見つけられるよう、不動産業界の“いま”を配信し続けます。
※プレスリリースに関するお問い合わせは各掲載元の会社に直接お問い合わせください。
※出典先などの外部サイトへのリンクについては、閲覧時期によってリンク先が存在しない場合がありますので、予めご了承ください。

いえらぶで物件を探してみませんか?

あなたの理想に合った家選びを、いえらぶは応援します。いえらぶで、いい家選んでみてください。

トップへGO!