「DPL浦安IV」竣工

大和ハウス工業株式会社

2023年2月28日 17時47分

■物流施設が集積する千葉県浦安市 湾岸地区のマルチテナント型物流施設

 大和ハウス工業株式会社は、2021年9月より、千葉県浦安市において、マルチテナント型物流施設(※1)「DPL浦安IV」(地上4階建て、敷地面積:24,960.85平方メートル 、延床面積:50,065.69平方メートル )を建設してまいりましたが、2023年1月31日に竣工しました。
 なお、当施設は全区画が賃貸借契約締結済みです。
※1. 複数のテナント企業の入居を想定した物流施設のこと。





 当社は千葉県内において、「DPL流山プロジェクト」(流山市、総敷地面積:31万6,771平方メートル 、計4棟)やBTS型物流施設(※2)など計32カ所、総延床面積約180万平方メートル (※3)となる物流施設の開発を手掛けてきました。浦安市においては、マルチテナント型物流施設「DPL浦安III」(地上4階建て、延床面積60,845平方メートル 、2022年9月竣工)やBTS型物流施設計5棟の物流施設を建設し、6棟目となる「DPL浦安IV」がこのたび竣工しました。
 「DPL浦安IV」は、物流施設等が集積する浦安市の湾岸エリアに位置し、首都高速湾岸線「舞浜インターチェンジ」に近く、東京都心部から約15km圏内に位置し、都心をはじめ、千葉県、埼玉県などへの配送拠点として最適な立地です。
 また、JR京葉線「舞浜駅」から発着するバスの停留所にも近いことから、従業員の雇用面でも優位性を備えています。
 あわせて、梁下有効高6.5mとし、1フロア延床面積約12,500平方メートル 確保したことにより、より効率的なオペレーションを可能にしたことに加え、BCP対策として非常用発電機を設置するなど、テナント企業の様々なニーズに対応しています。
※2. BTS(Build to Suit)型の物流施設とは、特定のお客さま専用の物流施設のこと。
※3. 2023年1月31日現在。施工中含む。

●ポイント
1.都心等への配送拠点に最適な立地
2.梁下有効高6.5m・1フロア延床面積約12,500平方メートル を確保。より効率的なオペレーションを可能とした物流施設

1.都心等への配送拠点に最適な立地
 「DPL浦安IV」は、物流施設や生産・加工施設等が集積する浦安市の湾岸エリアに位置しています。
 首都高速湾岸線「舞浜インターチェンジ」から約2.7km、首都高速湾岸線に並行する国道357号線にも近く、東京都心部から約15km圏内に位置するため、都心をはじめ埼玉県や千葉県などへの配送拠点として最適な立地です。
 また、「東京港」などの港や「東京国際空港」「成田国際空港」など海路と空路へのアクセスにも優れ、国内外への物流をカバーできる物流拠点です。
 あわせて、JR「舞浜駅」から約2kmで、駅を発着するバスの停留所にも近く、従業員専駐車場168台や駐輪場60台を確保するなど、就労環境が整っています。


2.梁下有効高6.5m・1フロア延床面積約12,500平方メートル を確保。より効率的なオペレーションを可能とした物流施設
 「DPL浦安IV」は、地上4階建て、敷地面積:24,960.85平方メートル 、延床面積:50,065.69平方メートル のマルチテナント型物流施設です。
 当施設は、梁下有効高6.5m、1フロアの延床面積約12,500平方メートル を確保。荷物の高積みができるため、立体的に保管できることに加え、大型マテハン機器や自動搬送車(AGV)を導入いただいた場合、より効率的なオペレーションを可能としました。
 また、BCP対策として、停電による被害を最小限に抑えるため、所定の場所に電力を供給する非常用発電機(150kVA)も設けました。

■「DPL浦安IV」建物概要

名称:「DPL浦安IV」

所在地:千葉県浦安市千鳥12-15

交通:首都高速湾岸線「舞浜インターチェンジ」より約2.7km

JR京葉線「舞浜駅」より約2km

敷地面積:24,960.85平方メートル (7,550.66坪)

延床面積:50,065.69平方メートル (15,144.87坪)

賃貸面積:49,294.40平方メートル (14,911.55坪)

構造・規模:鉄筋コンクリート造一部鉄骨造、耐震構造・地上4階建て

事業主:大和ハウス工業株式会社

設計・施工:JFEシビル株式会社

着工日:2021年9月15日

竣工日:2023年1月31日

お客さまお問い合わせ先:大和ハウス工業株式会社 東京本店建築事業部 03-5214-2200

●当社の物流施設事業
 当社の建築事業は、1955年の創業以来、工業化建築のパイオニアとして製造施設、医療・介護施設、オフィスなどさまざまな事業用建築を手がけるとともに、物流施設3,000棟以上を開発してきました。
 2002年以降は、物流施設の設計・施工にとどまらず、物流最適地の提案から維持管理に至るまで、お客さまの事業スキームにあわせた専用の物流施設をコーディネートする独自の物流プロジェクト「Dプロジェクト」を開始。不動産や金融など各分野のパートナーを組み合わせ、自社保有・ノンアセット・不動産流動化など物流不動産ソリューションを展開しています。
 これまでも「Dプロジェクト」では、特定企業向けの物流倉庫であるオーダーメイド型のBTS型物流施設に加え、立地条件の良い場所に複数のテナントが入居可能で短期的な物流ニーズにも迅速に対応できるマルチテナント型を展開し、全国で348カ所・総延床面積約1,243万平方メートル の物流施設の開発を手がけてきました。(※4)
※4.2022年9月30日現在。施工中含む。

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